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最終更新日: 2025 年 1 月 21 日
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この「電子署名の追加利用規約」(以下**「電子署名追加利用規約」)は、Google Workspace Individual(GWI)または Workspace Personal(WP)で、GWI プロダクトまたは WP プロダクト(該当するいずれか)の一部としてアクセスおよび利用できる Google ドキュメントまたは Google ドライブの電子署名機能(以下「電子署名」**)に適用されます。
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電子署名を利用するには、(1)
Google 利用規約 、(2)Google Workspace Individual 追加利用規約 (以下**「GWI 追加利用規約」)またはWorkspace Personal 追加利用規約 (以下「WP 追加利用規約」**)の該当するいずれか、および(3)本電子署名追加利用規約に同意する必要があります。本電子署名追加利用規約で使用されているが定義されていない、原文で大文字表記されている用語は、GWI 追加利用規約または WP 追加利用規約(該当するいずれか)で付与された意味を有します。 -
本電子署名追加利用規約が GWI 追加利用規約または WP 追加利用規約と矛盾する場合は、自身がフランスに所在する場合を除き、電子署名の利用に関して、本電子署名追加利用規約が優先します。
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これらの規約をよくお読みください。これらの規約は、まとめて**「本規約」**と総称します。本規約は、電子署名の利用に関して Google が提供する内容と利用者に求める内容を定めています。
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GWI 追加利用規約または WP 追加利用規約で定められた Google Workspace Individual または Workspace Personal サブスクリプションを解約した場合、少なくともその時点の請求対象期間が終了するまで利用者は電子署名にアクセスすることができ、利用者のアクセス権が失効するまでは本規約が引き続き適用されます。
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ドキュメントの
署名または 締結 -
電子署名により、契約書などのドキュメントを法律上の目的で署名(「締結」)することができます。本電子署名追加利用規約において署名と締結は同じ概念で扱われていますが、法域によっては、ドキュメントの締結には追加の手続きが必要となる場合があります。自身のドキュメントに署名以上の正式な締結手続きが必要か定かでない場合、または自身の法域での締結要件について不明な点がある場合は、弁護士に相談してください。
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Google は
電子署名で 締結される ドキュメントの 当事者では ありません -
電子署名で締結されるドキュメントによって拘束されるのは、Google ではなく、それを締結した、または締結したとみなされる当事者に限ります。電子署名を利用することにより、利用者は、関連するドキュメントの全当事者(以下**「契約相手」**)と電子形式で取り引きすることに同意したことになります。
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電子署名を
介して 取り 引きする 相手は 自身で 管理してください -
電子署名での締結のためにドキュメントを送信する場合は、送信先の身元とメールアドレスを確かめ、かつ、送信先の人物がドキュメントを締結するために必要な権限を有することを確認してください。たとえば、法人とドキュメントを締結する場合は、送信先の人物がその組織を代表する権限を与えられていることを確認してください。
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以下についても留意してください。
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• 電子署名リクエストを受領するメール アカウントにアクセスできる人物は(アクセス権限の有無を問わず)、そのリンクが(署名リクエストのキャンセルなどにより)期限切れになるまで、関連するドキュメントに署名することができます。
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• Google アカウント所有者は、メールアドレスを更新しても、更新前のメールアドレスに送信されたドキュメントを締結することができます(ただし、新旧のメールアドレスが同じアカウントに紐づけられていることが前提となります)。
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• 自身が法人を代表してドキュメントを締結する(またはそうみなされる)場合、そのドキュメントは組織に対して拘束力を持つ可能性があります。
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したがって、電子署名を利用して締結用のドキュメントを送信する際は、意図した人物が電子署名リンクを受け取り、その人物によって署名されるようにしてください。電子署名リンクを受け取った人物も、署名前に
Google 利用規約 および電子署名者用の追加利用規約への同意が必要となる場合があることに留意してください。 -
自身が従業員、請負者、取締役、またはその他の形で法人に関連した立場であり、電子署名を利用してドキュメントを締結する場合は、その組織を代表してドキュメントを締結する権限を有していることを確かめるか、または明確に自身の名前もしくは個人的立場でドキュメントを締結するようにしてください。
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ドキュメントの
内容は 自身で 管理してください -
電子署名を利用して送信または締結するドキュメントが契約相手との最終かつ完全な契約であることを確認してください。
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電子署名でドキュメントを締結する前に、当事者はドキュメントの内容を確認のうえ合意し、ドキュメントに編集の提案またはコメントがある場合はそれらがすべて最終決定または解決されていること、および別紙、付紙などの付属資料がある場合はそれらがすべて含まれていることを確認する必要があります。
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締結する
ドキュメントは 自身で 管理してください -
自身のドキュメントが(従来の手書き形式ではなく)電子形式での署名で有効に署名または締結できることを確認してください。電子署名が自身の法域で利用できるのか、また電子署名を行ううえで自身または契約相手がその他の要件を満たす必要があるのかについて、弁護士に確認してください。
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法域によっては、電子署名では締結できないドキュメントもあります。たとえば、信託契約書、遺言書、遺言補足書、委任状、証書などのドキュメントにおいては、多くの法域で手書きの署名が必要です。電子署名での締結を検討しているドキュメントが自身の法域で有効および / または強制可能であるかについて、弁護士に相談してください。
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締結済みドキュメントの
データと 保管 -
電子署名で締結したドキュメントのデータを自身の記録用に保持し、契約相手側でも記録用にデータが受領および保持されていることを確認してください。
ドキュメントが電子署名で締結されると、Google はその締結済みドキュメントのデータを各当事者にメールで送付し、各当事者の Google ドライブ アカウントにデータを追加するよう試みます。締結済みドキュメントが含まれる Google からのメールは保持してください。ただし、締結済みドキュメントのデータが届くことは必ずしも保証できません。たとえば、データが含まれるメールが自身(または契約相手)のメール設定によりブロックされる場合や、契約相手がドライブ アカウントを有していない場合です。
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締結された契約書を保管することが重要であるにもかかわらず、(技術的なエラー、ドライブ ストレージの制限、迷惑メールフィルタなどの理由により)当事者がドキュメントを受け取れないケースが考えられます。したがって、電子署名でドキュメントを締結した後(またはドライブ アカウントから締結済みドキュメントのデータを削除する、もしくはそのアクセス権限を変更する場合)は、各契約相手がそのドキュメントのデータを個別に保持していることを確認してください。
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電子署名で締結したドキュメントの重要性を考慮し、バックアップ用のデータを GWI プロダクトまたは WP プロダクト(該当するいずれか)とは別に保存する必要もあります(たとえば、Google ドライブ アカウントにアクセスできない場合や、アカウントを削除または解約してもデータを保持できるようにするため)。
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同じ
法域での 取引 -
電子署名を利用できるのは、自身と同じ法域の契約相手と取り引きする場合に限られます。
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署名情報と
ドキュメントへの アクセス -
電子署名で締結されたドキュメントのデータには、当事者の識別に役立つ証明書ベースの署名が含まれています。また、これらのデータ(監査証跡を含む)には、当事者のメールアドレス、当事者の Google アカウントに関するその他の情報(アカウントに紐づけられた匿名 ID など)、当事者のデバイス情報(IP アドレスなど)、その他の詳細(署名の日時など)が含まれる場合もあります。締結済みドキュメントにアクセスできる人物であれば、これらすべての情報にアクセスできます。
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ブラジルを
拠点と する ユーザー -
電子署名で締結されたドキュメントの使用には、自身の法域における強制力に関してリスクの増大が伴う可能性があります。電子署名を利用する前に、これらのリスクについて弁護士に相談してください。
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免責条項
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電子形式で署名される契約書などのドキュメントの有効性または強制力に関して本電子署名追加利用規約に記載されている情報は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、法的な助言を意図したものではありません。Google は、電子署名を利用した契約書などのドキュメントが利用者の法域で有効または強制力があることを保証できず、また保証しません。電子署名または電子契約の利用についての不明点は、自身の法域の弁護士に相談してください。