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Cloud OnAir 番組レポート : 2019 年振り返りー G Suite 新機能紹介

2019年12月6日
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Google Cloud Japan Team

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Cloud OnAir は、Google Cloud の製品をわかりやすく解説し、最新の情報などをいち早く皆様にお伝えする Online 番組です。

11 月 28 日の放送では、「2019 年振り返り!G Suite 新機能紹介」をテーマにお送りしました。Google Cloud Next サンフランシスコ、東京、ロンドンにて発表またはリリースされた G Suite の新機能の紹介を中心にお届けします。

G Suite を使ったことがない方向けに、G Suite とはどんなツールかを少しお話したあと、G Suite ユーザーが今日から使ってみたいと思うような新機能をご紹介します。さらに、管理者向けとして、社内ツール利用度の分析機能、セキュリティ新機能について触れ、最後にアドオン機能を解説します。

ユーザー向けの新機能

番組前半では、エンドユーザー向けの機能をいくつかピックアップしてご紹介します。

  • Office ファイルの編集

G Suite の中で、ファイルへのコメントの追加、共同編集が可能です。

  • アクティビティ ダッシュボード

ファイルの共有履歴から、いつ誰が誰に共有したのか、どのようなアクセス権限を持っているかを確認できます。また、コメントの傾向を可視化する機能も備えています。

  • Google ドライブをより使いやすく

機械学習を活用し、今最も関連があるドキュメントを提示する「ドライブ候補」機能や関連するコンテンツ(同じプロジェクトに関する複数のファイルなど)が候補としてまとめて表示する「ワークスペース」があります。

さらに、現時点ではベータ版ですが、以下の新機能が提供されています。

  • Gmail 内でチャットを確認(ベータ版)

  • Google アカウントを持たないユーザーとのファイルを共有(ベータ版)

  • ドキュメントの承認リクエストの作成(ベータ版)

  • Connected Sheets: スプレッドシートと BigQuery の接続(ベータ版)

管理者向け最新機能

番組後半では、管理者向けの機能の中で、G Suite に含まれる分析ツール、ワークインサイトとセキュリティセンターを紹介します。

ワークインサイトは、G Suite アプリがどの程度使われているのか、部署間のコラボレーションの状況、会議室の利用状況などを可視化するツールです。会議室の予約、使用状況を細かく分析することができます。

セキュリティセンターには 2 つの新機能が追加されました。セキュリティ調査ツールの調査結果を保存し、他のセキュリティ管理者に共有する機能と、調査結果に対してどのような対処を行うかをルール化して自動処理を行うことが可能です。さらに、セキュリティサンドボックスという機能でメールのセキュリティを強化を図っています。

番組では、ユーザーの ID やリクエストのコンテキストに基づいて、企業内のアセットやアプリケーションへのさまざまなアクセスレベルを設定することができる、「コンテキスト認識アクセス」についても解説します。

G Suite とあわせて使いたい新機能

Cloud Search は、Gmail、ドライブ、ドキュメント、スプレッドシート、スライド、カレンダーなどに含まれるデータを包括的に検索する機能です。この Cloud Search のスタンドアロン版は、G Suite 内だけでなくサードパーティ SaaS 製品のデータ、例えば Sharepoint や Salesforce、Box などのデータにも検索範囲を広げることができます。

Google Voice は、IP 電話のソリューションです。日本では今年の夏にベータ版をリリースしました。Google の音声認識の機能が搭載されており、迷惑電話のフィルタリング、留守番電話の音声を自動的にテキストに変換しアプリ内で確認することもできます。さらに、テキストで入力したデータを音声として自動応答させることも可能です。

Titan セキュリティ キーは、 フィッシング耐性のある 2 要素認証プロセスによって IT 管理者などの高い権限を持つユーザーを保護するデバイスです。Google では安全なユーザー認証方法として、2 要素認証を推奨してきました。2 段階認証方法の中でもよりセキュアといわれる物理キーが Titan セキュリティ キーです。Titan セキュリティ キーには Google が設計したファームウェアを内蔵するハードウェアチップが組み込まれています。
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番組で説明した資料はこちらで公開しています。

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