GOOGLE WORKSPACE FOR EDUCATIONのプライバシーに関するお知らせ
本プライバシーに関するお知らせは、Googleが収集するデータ、データを収集する理由、およびお客様がGoogle Workspace for Educationアカウントの使用時にご自身の情報を管理する方法についての理解を深めていただくためのものです。
目次
はじめに
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Google Workspace for Educationは、生徒(および保護者)、教育者、学校管理者の間で学習や共同作業を円滑に進めることを可能にします。Google Workspace for Educationには、本プライバシーに関するお知らせにおいてご説明するとおり、2つのカテゴリのサービスが含まれます。これらのサービスは範囲やサービス内におけるデータの処理方法がそれぞれ異なるため、その区別は重要です。
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• Google Workspace for Educationのコアサービスは、
サービスの概要 に記載されており、Gmail、カレンダー、Classroom、アサインメント、コンタクト、ドライブ、ドキュメント、フォーム、グループ、シート、サイト、スライド、Chat、Meet、Vault、Chrome同期を含みます。 -
• Google Workspace for Education のその他のサービスは、
サービスの概要 に記載されています。これらのサービスには AppSheet や Read Along などがあります。 -
• Google Workspace for Education の追加サービスは、Google 検索、マップ、YouTube など、すべての消費者向けに Google が一般提供しているサービスです。Workspace for Education のユーザーは、各自の Workspace アカウントで追加サービスにアクセスできる場合があります。
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このドキュメントには、両方のサービスに関する主要な情報を記載しています。さらに詳しく知りたい場合は、同じく Google Workspace for Education アカウントに適用される以下のドキュメントで追加情報や例をご確認ください。
Google Cloud のプライバシーに関するお知らせ には Google がコアサービスの提供時に処理するデータについて、Google プライバシー ポリシー には追加サービスで Google が処理するデータについて、詳しく記載されています。このお知らせに記載されているコアサービスに関する情報は、サービスの概要に記載されているその他のサービスにも適用されます。
お客様の情報:Googleが収集する情報とその使用方法
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Google Workspace for Educationアカウントとは、生徒と教育者による使用を目的に学校が作成および管理するGoogleアカウントのことです。このアカウントでコアサービスと追加サービスの両方を利用することができ、Googleがお客様のアカウント内で収集および保存する情報は個人情報として扱われます。管理者は、生徒が各自のGoogle Workspace for Educationアカウントでコアサービスおよび追加サービスをどのように利用するかを管理します。これには、管理者が生徒向けに有効にすることを選択した追加サービスについて、保護者の同意を得ることが含まれます。Google Workspace for Educationユーザー向けのコアサービスおよび追加サービスについてさらに詳しく知りたい場合、
こちら をご参照ください。
コアサービス
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生徒、教育者および管理者による Workspace のコアサービスの利用時に、Google は以下の 2 種類のデータを収集します。
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• コアサービスを通じて提供または作成されるもの(お客様データ)
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• ユーザーによるコアサービスの利用時に Google が収集する情報(サービスデータ)
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Google Workspace for Education のコアサービスでは、広告は表示されません。また、コアサービスで収集された個人情報が広告目的で使用されることはありません。
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コアサービスを通じて提供または作成するデータ
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Google は、コアサービスを通じてお客様データを取得し、それを学校(お客様)の指示に従って処理します。このお客様データには、ユーザーまたは学校がコアサービスを通じて提出、保存、送信または受信するすべてのデータが含まれます。
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Google Workspace for Education アカウントの作成にあたり、学校は生徒および教育者に関する特定の個人情報を Google に提供します。この情報には、ユーザーの名前、メールアドレス、パスワードが含まれます。学校の選択によっては、予備のメールアドレス、電話番号、住所なども含まれる場合があります。ユーザーが各自のアカウントに予備の電話番号、プロフィール写真などの情報を追加することも可能です。
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コアサービスを通じて作成されるデータに該当するのは、たとえば Gmail を使って作成または受信したメールや、ドライブで作成し保存したドキュメントなどです。
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お客様データはコアサービスを提供するために使用されます。たとえば、Google は、教師と生徒の間におけるメッセージの送受信のために、お客様のメールアドレスを処理します。
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コアサービスの利用時に収集される情報
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Google Cloud のプライバシーに関するお知らせ で詳しく説明しているとおり、Google は、コアサービスを通じて、以下を含むサービスデータも収集します。-
• アカウント情報。これには、名前やメールアドレスなどが含まれます。
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• コアサービス利用中のアクティビティ。これには、コンテンツの表示や操作、メッセージをやり取りしたりコンテンツを共有したりした相手、サービスの利用に関するその他の詳細情報などが含まれます。
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• 設定、アプリ、ブラウザ、デバイス。Google は、ユーザーが Google のサービスにアクセスするために使用する設定、アプリ、ブラウザ、デバイスについての情報を収集します。この情報には、ブラウザおよびデバイスの種類、設定、固有の ID、オペレーティング システム、モバイル ネットワーク情報ならびにアプリケーションのバージョン番号が含まれます。また、Google サービスとユーザーのアプリ、ブラウザ、デバイスとの間の通信に関する情報(IP アドレス、クラッシュ レポート、システム アクティビティ、リクエストの日時など)も収集します。
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• 現在地情報。Google は、IP アドレスなどのさまざまな技術によって検出されるユーザーの現在地情報を収集します。
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• 直接的なコミュニケーション。Google は、ユーザーまたは管理者によって行われるフィードバックの提供、質問、技術サポートの参照を記録します。
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• また、管理者については、Google はお支払いと取引に関するデータを収集します。
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サービスデータは、学校および生徒が利用するサービスを提供および維持するため、ならびにこれらのサービスのセキュリティおよび信頼性を向上させるために使用されます。このような改善を行うため、当社は、技術的な問題を解決し、セキュリティ対策を堅牢かつ最新の状態に保ち、サービスが意図したとおりに機能することを保証するために、集約されたサービスデータを使用します。お客様がサービスを通じてフィードバックを提供することを選択された場合、当社はそのフィードバックをより広範なサービスの改善のために使用することがありますが、お客様が提供するフィードバックはすべて任意であり、お客様は何も提供せずにサービスを利用することができます。
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Google はまた、サービス データを使用して、サービスの利用を最適化するための推奨を行ったり、お客様が要求するその他のサービスを提供および改善したり、サポートを提供したり、Google のユーザー、お客様、一般市民、および Google を保護したり、法的義務を遵守したりします。詳しくは、Google Cloud プライバシーに関するお知らせをご覧ください。
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Read Along は音声データの収集も行います。ユーザーのプライバシーを保護するため、音声データはユーザーのデバイス上でのみ処理され、Google と共有されることはありません。また、処理後に音声データが保存されることもありません。
追加サービス
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生徒、教育者および管理者による追加サービスの利用時に、Googleは以下の2種類のデータを収集します。
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• 追加サービスを通じて提供または作成されるもの
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• 追加サービスの利用時にGoogleが収集する情報
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追加サービスを通じて提供または作成されるもの
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Google プライバシー ポリシー にさらに詳しく説明されるとおり、Googleは、生徒および教育者が追加サービスを利用する際に、Googleに提供されるもの、作成またはアップロードされるコンテンツ、他者から受領するコンテンツを含む情報を収集します。例えば、お客様がWorkspaceアカウントで追加サービスにログインした場合、Googleは、お客様のWorkspaceの名前およびプロフィール情報を使用してお客様のアカウントを識別します。お客様は、写真やビデオなどのコンテンツをGoogleに保存することも選択できます。 -
追加サービスの利用時に収集される情報
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Googleのプライバシーポリシーには、お客様による追加サービスの利用時にGoogleが収集する、以下を含む情報についても説明されています。
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• 追加サービス利用中のアクティビティ。これには、お客様が検索する用語、視聴するビデオ、閲覧およびインタラクションを行うコンテンツや広告、音声機能を利用する際の音声やオーディオ情報、購入アクティビティ、Googleのサービスを利用した第三者のサイトやアプリ上でのアクティビティなどが含まれます。
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• アプリ、ブラウザおよびデバイス。Googleは、お客様のアプリ、ブラウザおよびデバイスについて、上記コアサービスのセクションに記載した情報を収集します。
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• 位置情報。Googleは、GPS、IPアドレス、デバイスからのセンサーデータ、デバイス周辺機器類(Wi-Fiアクセスポイント、携帯電話基地局、Bluetooth使用可能デバイスなど)の情報を含むさまざまな技術によって検出されるお客様の位置情報を収集します。Googleが収集する位置情報データの種類は、お客様のデバイスやアカウントの設定などによって異なります。
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データを収集する理由
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追加サービスにおいて収集したデータは、サービスの提供、維持および改善、新しいサービスの開発、パーソナライズされたサービスの提供、パフォーマンスの測定、お客様とのコミュニケーション、ならびにGoogle、ユーザーおよび公衆の保護のためにGoogleのサービス全体で使用されます。詳細については、Googleプライバシーポリシーをご参照ください。
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一部の追加サービスでは、広告が表示されます。ただし、Google Workspace for Educationアカウントが初等および中等の教育機関(幼稚園から高等学校まで)において使用される場合には、Googleはパーソナライズド広告を表示しません。つまり、Googleがお客様のアカウントや過去のアクティビティから得られる情報をターゲット広告に使用することはありません。ただし、検索クエリ、時刻、閲覧中のページのコンテンツなどの一般的な要素に基づいて広告を表示する場合があります。
情報の共有
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生徒による自分の情報の共有
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学校管理者は生徒に対し、情報を他のユーザーと共有したり一般公開したりできる機能を備えた Google サービス(Google ドキュメントや YouTube など)へのアクセスを許可することができます。その場合、たとえば生徒が Google Play にレビューを投稿すると、アクティビティの横に本人の名前と写真が表示されます。また、生徒が写真を共有した友人がそのコピーを作成して再度共有した場合、その写真は、生徒が自分の Google アカウントから削除した後も、友人の Google アカウントに引き続き表示される可能性があります。なお、一般公開で情報を共有すると、公開したコンテンツは Google 検索などの検索エンジンを通じてアクセス可能になる場合があることにご留意ください。
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Google による生徒の情報の共有
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Google プライバシー ポリシーおよび Google Cloud のプライバシーに関するお知らせで詳しく説明しているとおり、Google は、以下のいずれかに当てはまる場合を除いて、個人情報を Google 以外の企業、組織、個人と共有することはありません。
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• 学校管理者と共有する場合: 生徒または学校の Workspace アカウントを管理する管理者や販売パートナーは、生徒の情報にアクセスすることができます。たとえば、以下のような作業を行うことができる場合があります。
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▪ アカウント情報、アクティビティ、統計情報を閲覧する
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▪ アカウントのパスワードを変更する
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▪ アカウントへのアクセスを一時停止または停止する
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▪ 適用される法律、規制、法的手続き、または強制執行可能な政府機関の要請に応じるために、アカウント情報にアクセスする
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▪ 生徒が自分の情報またはプライバシー設定を削除または編集する権限を制限する
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• 生徒の同意を得た場合: Google は、生徒またはその保護者の同意を得た場合に、個人情報を Google の外部と共有します。
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• 外部処理を目的とする場合: Google は個人情報の処理を委託するために、Google の関係会社、または信頼できるサードパーティ プロバイダと個人情報を共有することがあります。外部処理は、Google の指示に基づき Google
プライバシー ポリシー 、Google Cloud のプライバシーに関するお知らせ 、ならびにその他の適切な機密性保持およびセキュリティの方針に従って行われます。 -
• 法律上の理由がある場合: Google は、個人情報に対するアクセス、利用、保存、または開示が法的な理由(強制執行可能な政府機関の要請への応諾、生徒と Google の保護など)で合理的に必要だと誠実に判断した場合、その情報を Google の外部と共有します。
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プライバシーのコントロール
Googleでは、生徒や保護者がGoogleサービスでの情報の利用方法について有意義な選択を行えるように、さまざまなコントロールを提供しています。学校管理者が有効にしている設定に応じて、生徒は
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また、学校管理者は、個人情報のさらなる収集や使用の制限など、お客様の個人情報を管理するためのサービスのコントロールを行うことができます。お客様やそのお子様がGoogle Workspace for Educationアカウントをお持ちの場合、管理者に連絡して、以下のことを行うことができます。
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• ご自身の個人情報にアクセスする
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• 機能やサービスへのアクセスを制限する
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• サービス内の個人情報を削除する、またはアカウント自体を削除する
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このポリシーについて
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このお知らせは、Google Workspace for Educationユーザーのデータの収集および使用に関する重要な情報の提供を目的としており、GoogleプライバシーポリシーおよびGoogle Cloud Privacy Noticeに沿ったものです。矛盾する条項が存在する場合は、本プライバシーに関するお知らせ、Google Cloud Privacy Notice、Googleプライバシーポリシーの順で優先されます。例えば、Googleプライバシーポリシーには、初等および中等の教育機関(幼稚園から高等学校まで)のGoogle Workspace for Educationユーザーには関連のない、パーソナライズド広告に関する説明が含まれますが、このお知らせでは、それらの生徒にはパーソナライズド広告を表示しないことを明確にしています。
お問い合わせ
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ほとんどのご質問に対する回答は、
Google Workspace for Educationプライバシーセンター にてご覧になれます。また、プライバシーとGoogleのサービスについてご質問がある場合は、プライバシーヘルプセンター をご覧ください。 -
保護者様へのご案内:
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• Google Workspace for Educationアカウントの管理、またはお子様の学校での情報の使用についてご質問がある場合は、学校管理者にお問い合わせください。
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• このお知らせに含まれる情報については、
Google にお問い合わせいただくこともできます。
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