プロダクトの発表
G Suite の活用で、より速く、よりスマートにチームで働く
2018年3月1日
Google Cloud Japan Team
* この投稿は米国時間 2 月 28 日 に、David Thacker, VP of Product Management によって投稿されたもの(投稿はこちら)の抄訳です。
今日のワークプレイスは 30 年前とは大きく様変わりしました。従来のビジネスは、同じ場所で、同じメンバーがチームで働くのが普通でしたが、昨今のビジネスは、働く場所もメンバーも、かつてないほどに多様でダイナミックに変化し、広範囲に分散しています。そのような変化に伴い、意思決定やチーム間の情報共有にはスピードが求められ、さらに無駄なルーティンワークを減らして業務の効率化を図ることが求められています。そのような変化に、必ずしも対応しきれない業務システムに依存している企業は、もしかすると、競争力を保つために苦戦を強いられてしまうかもしれません。
例えば、大きな契約の締結を目指す営業チームがいたとします。複数の地域にいるステークホルダーは戦略について相談する必要があります。顧客のニーズを的確に把握し、勝てる提案書を作成し、適切な価格設定を行う、といったすべての作業を四半期末までに間に合わせなければならないとしたら、さあ提案は間に合うでしょうか?
G Suite は、問題をより迅速に解決し、重要な作業に時間を割くために役立つツールとインテリジェントな機能で、チームのコラボレーションの仕方を変えます。本日発表する G Suite の新しい ”賢い” アップデートは、営業案件の受注や、新製品の市場投入といったプロジェクトの管理を支援します。
プロジェクトを管理し意思決定を迅速に進めるために、新しいプラットフォームを活用する
本日から利用可能な Hangouts Chat は、チームのコラボレーションを促進し、さらなる効率化を可能にします。会話のスレッド化、強力な検索機能を持つ仮想ルーム、ワークフローをつなげタスクをスピードアップさせるインテリジェント ボット(サードパーティ製品も含まれます)をサポートし、プロジェクトを 1 か所から作業できるようにします。また、Google ドライブ、カレンダー、Hangouts Meet などの G Suite アプリと密接に連携するほか、記録の保管、e ディスカバリ、コンプライアンスのニーズを満たす組み込みセキュリティを備えています。詳細は、Hangouts Chat に関する発表ブログや独自ボットの構築方法をご覧ください。会議の準備のために費やす無駄な時間を減らし、目標を達成するために集中する
Google では会議室の予約、使用状況の一覧、参加者全員の「時間を探す」機能などを通じて会議の管理の単純化を進めてきました。今後数か月以内に、各参加者の勤務場所や過去の予約状況、AV 機器のニーズ、必要とされる広さなどに基づき、AI を活用して適切な会議室を自動的に提案する機能をカレンダーに追加します。チームが会議を生産的に仕事を進められる適切な部屋を、自信を持って確保できるようになります。同僚とビデオ会議で直接話して、すぐに問題を解決する
急いで意思統一を図ったり、情報や指示を明確化したりしなければならないときは、直接話し合うのが最善の方法です。今回、Hangouts Chat の仮想ルームから直接 Hangouts Meet のビデオ会議に移れるようになりました。情報の検索といった反復的な作業時間を減らし、アイデアを生み出す時間を増やす
本日、Google ドキュメントに新たに導入したクイック アクセスは、意味のある仕事に集中できるように皆さんをサポートします。(ドライブのクイック アクセスと似ています)。クリック アクセスは、AI を活用することで、ドキュメント内のドライブのアクティビティ情報などに基づいて関連コンテンツを抽出します。そのため、コンテンツをより迅速に、最新の情報を使って作成することができます。プロジェクトに関するメモをドキュメントに残しているチームは、関連するドキュメントや決算書類などをすばやく参照できます。例えば、グローバルマーケティングチームが中心的なプロジェクト計画を必要としているとします。 チームは Google ドキュメントを起動し、データ探索機能内の検索より、ウェブ、画像、ドライブ、Cloud Search を使用して、関連ファイルから情報を見つけてすぐに追加することができます。企業が競争力を保ち続けるためには、時に仕事のやり方を変えなければなりません。本日発表した G Suite の新たな機能をお試しいただき、より働きやすい環境を実感いただければ幸いです。