Google Workspace Essentials でコラボレーションを展開
Google Cloud Japan Team
※この投稿は米国時間 2022 年 2 月 4 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。
30 億人を超えるユーザーが、Google Workspace で Meet、Chat、ドライブ、ドキュメント、スプレッドシート、スライドなどのアプリを使用して連絡を取り合い、アイデアを共有し、共同作業を増やしています。そして本日から、プライベートで使い慣れたアプリを仕事でも使えるように設計された新しいバージョンのリリースを開始します。新しい Google Workspace Essentials Starter エディションは、安全性を重視して設計されたコラボレーションを使用して、チームワークを強化し、イノベーションを展開しようとしているビジネス ユーザー向けの無償のソリューションです。Essentials Starter を使用すると、従業員が生産性向上ツールを自分で選んで、最新のコラボレーションを仕事に取り入れることが容易になります。
現在の環境で簡単かつ安全に作業する
仕事の世界が前例のないぐらい進化し続けるにつれ、安全なコラボレーション(高速に、大規模に、プラットフォーム全体で、複数のデバイス上で)は、これまでにないほど重要となっています。Essentials Starter を使用すると、組織がハイブリッド時代の業務に対応していない従来の生産性向上ツールをまだ利用していても、従業員やチームはサイロ化を解消し、新しいやり方で連携できるようになります。新しいメールアドレス、ファイル変換ツール、新しいプラグイン、デスクトップ ソフトウェアも不要です。Essentials Starter に含まれているすべてのツールが既存の環境内で素早く簡単に動作します。Google Workspace は、業界をリードするクラウドの基盤で動作するように設計されているため、Essentials Starter で暗号化されたファイルに安全にアクセスできるようになります。それにより、ユーザーの安全性が維持され、情報を非公開に保てます。
Essentials Starter の仕組み
仕事用のメールアドレスを登録して、Essentials Starter(無償)のアカウントを作成します。クレジット カード不要で、トライアルの期限もありません。
チームメイトを招待して、Google ドキュメント、スライド、スプレッドシート、Chat、ドライブ、Meet を使用して共同作業します。
新しい業務方法でイノベーションを展開できます。たとえば、没入型のバーチャル ミーティングを利用することや、100 を超えるファイル形式(Microsoft Office など)に対応した保存、共有、共同編集をファイル変換なしで行うことなどです。
人、場所、タイムゾーンの境界線をなくす
Economist Impact に最近委託したハイブリッドな業務に関するグローバル調査で、ハイブリッドな業務のメリットが実感できる最も重要な要素を労働者に尋ねたところ、一番多く選ばれた回答が、「時間と場所の柔軟性を向上できる新技術」でした*。
Google Workspace はクラウドで誕生し、柔軟性を最大限に高められるように設計され、場所やデバイスを問わずに使用できます。Google Workspace により、チャット、ファイル、ミーティング、また好きなアプリがインテリジェント ハブに取り入れられます。これにより、場所やタイムゾーンを問わず、パソコン、タブレット、スマートフォンでチームと連携、構築、協力できます。
最新のコラボレーション機能
Google Workspace のクラウド ファーストのアプローチを活用することで、チームは次のようなことができます。
バージョン管理やメール添付の負担がない最新のコラボレーションを体験する。Google スプレッドシート、スライド、ドキュメントを使用して、ブレインストーミング、プレゼンテーションの構築、データの分析情報の収集を行えます。
全員を一か所に集め、安全なビデオ会議を主催する。1 対 1 のビデオ会議(時間制限なし)と没入型のチーム ミーティング(3~100 人の場合、1 回 60 分間まで)を行えます。
Google Chat を使用してリアルタイムでメッセージを交換する。Google Chat を使用すると、1 対 1 のメッセージから大規模なグループ会話まで、チーム全体で最新情報、ファイルを素早く共有できます。ハイタッチで喜びも分かち合えます。
スペースにチーム コラボレーション専用の場所を確保する。スペースは Google Workspace ツール(Chat、ドライブ、ドキュメント、スライド、Meet など)と緊密に統合されています。それにより、トピックごとのディスカッションへの参加、知識やアイデアの共有、プロジェクトの推進、コミュニティやチーム文化の構築を円滑に行えるようになります。
デバイスから作業用のコンテンツに安全にアクセスする。Google Drive の 15 GB のストレージを利用すれば、モバイル デバイス、タブレット、パソコンから作業用のコンテンツを保存および共有し、それらのコンテンツにアクセスできるようになります。また、パソコン版ドライブを使用して、ファイルやフォルダを PC や Mac に同期できます。ドライブ ストレージの上限は、個人のユーザー アカウントと Google Workspace Essentials Starter のユーザー アカウントで、別々のままになっています。
ファイル変換なしで既存のツールを使用して作業する。Microsoft Office のドキュメントや PDF など 100 を超えるファイル形式を保存、共有、共同編集できます。ファイル変換は不要です。
共同編集者チームを簡単に管理する。シンプルなダッシュボードを使用して、チームのメンバーを手間なく追加および削除できます。
Google Meet での没入型のバーチャル ミーティングとハイブリッド ミーティング
過去 2 年にわたり、世界中の組織が Google Workspace を活用することで、働き方を再考し、チーム全体で最新のコラボレーションを可能にして、イノベーションを展開しています。計り知れず不安定な時世の中、Google のお客様企業は大変革をもたらすプロダクトをリリースして、新規オーディエンスにリーチし、救命のためのリサーチを加速させ、自社が提供するカスタマー エクスペリエンスのデジタル トランスフォーメーションを推進してきました。その過程で、Google Workspace が使用され、自宅、オフィスを超えて、また現場でも、従業員が効力の高い新たな方法でつながり、つくり、協力することを可能にしてきました。そして本日から、Essentials Starter を使用して、従業員は従来の生産性向上ツールから切り替えて、Google Workspace とこれまでのツールとの違いを体験できます。
* 2021 年 10 月に Google の委託により Economist Impact が実施した調査。ハイブリッドな業務モデルを長期にわたって成功させるために必要とされる最も重要な条件についての質問で、労働者に最も支持された回答は、回答者 1,244 人中 42% を占めていたことに基づいています。
- Google Workspace マーケティング担当バイス プレジデント Kelly Waldher