プロンプト初級ガイド
効果的なプロンプトを書くためのクイック スタート ハンドブック
コミュニケーション
コミュニケーションのプロとして、あなたはビジネスが一般に広く認められるようにする責任を負っています。あなたは、最新のトレンドに対応し、多くのステークホルダーを相手に明確かつ効率的にコミュニケーションをとり、説得力のあるストーリーを提供する必要があります。
このセクションでは、プロンプトを日々のタスクに組み込む簡単な方法をご紹介します。
はじめに
まず、「
下に記載しているプロンプトには、それぞれ付随するシナリオがあり、Gemini for Google Workspace を共同作業のパートナーとして活用するためのヒントを得られます。プロンプトのイテレーションの例では、最初に生成された回答を原案として内容を補足し、プロンプトを練り上げていくための方法を示しています。
プロンプトのイテレーションの例
あなたは、パーソナルケア企業で広報を担当しています。会社が小規模なブランドを買収したため、プレスリリースを作成する必要があります。あなたは、自分の会社の CEO および CFO、また買収した企業の CEO とのインタビューを終えました。特に重要な引用はすべて 1 つのドキュメントに保存しました。また、買収した企業とそのビジョン、社歴、データに関するすべての情報が記載されたドキュメントもあります。新しい Google ドキュメントを開き、サイドパネルにある Gemini のプロンプトで「@ファイル名」と入力して、関連するファイルをタグ付けしながら次のように入力します。
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凡例
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ペルソナ
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タスク
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背景情報
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形式
これでプレスリリースの最初の草稿ができましたが、買収する企業のブランドとその創業者についてさらに詳しく記載したいと思っています。このドキュメントは、あなたのドライブの別のファイルに保存されています。プレスリリース用のドキュメントのサイドパネルにある Gemini のプロンプトで、次のように入力します。
生成されたパラグラフに問題はなさそうです。[挿入] を選択して下書きに追加すれば、プレスリリースの編集を始められます。
ユースケースの例
あなたは、新しい製品のリリースにともない、アナリストとのミーティングに参加するスポークスパーソンのために概要資料を作成する必要があります。そこで、新しい Google ドキュメントを開き、サイドパネルにある Gemini のプロンプトで次のように入力します。
これで、ファイルからその他の情報を引き出すことができます。Google ドキュメントの Gemini サイドパネルのプロンプトで「@ファイル名」と入力し、関連するファイルをタグ付けしながら次のように入力します。
概要資料のドキュメントの残りを作成するために同じプロセスを繰り返す前に、[挿入] をクリックします。次に、報道機関とアナリストの連絡先のスプレッドシートを作成する必要があります。新しい Google スプレッドシートを開き、サイドパネルにある Gemini のプロンプトで次のように入力します。
Gemini in Google スプレッドシートによりスプレッドシートが作成されるので、確認して各連絡先の優先度を決めます。次に、ブリーフィングで使用するスライドショーを作成する必要があります。そこで、新しい Google スライドを開き、サイドパネルにある Gemini のプロンプトで「@ファイル名」と入力し、関連するファイルをタグ付けしながら次のように入力します。
Gemini によりスライドが作成されます。その他のスライドもこの方法で生成し、プレゼンテーション制作を進めます。
概要説明の後のインタビューに向けて、会社のスポークスパーソンのために準備を調えなければなりません。インタビューの模擬質問の一覧を生成するために、Gemini アプリで次のように入力します。
会社のスポークスパーソンが準備する際に役立つ質問の一覧が Gemini より返されます。Gemini とのやりとりを続け、質問の候補を調整します。[共有とエクスポート] > [Google ドキュメントにエクスポート] の順にクリックします。作成されたドキュメントを開き、サイドパネルにあるプロンプトで「@ファイル名」と入力し、関連するファイルをタグ付けしながら次のように入力します。
Gemini in Google ドキュメントにより説明のポイント候補が返されるので、[挿入] をクリックして下書きに追加します。これで、スポークスパーソンのインタビューの準備を引き続き調整できます。
あなたの会社では、よりユーザー フレンドリーなものになるようイントラネットをデザインしなおしました。あなたは内部コミュニケーションのリリース責任者です。このメッセージの下書きを作成するにあたり、サポートが必要です。そこで、新しい Google ドキュメントを開き、サイドパネルにある Gemini のプロンプトで次のように入力します。
Gemini in Google ドキュメントにより、下書きが作成されます。このテキストを目的に合うよう調整、編集します。
Gemini at Work
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