Google Workspace for Education サービスデータ追加条項
Google Workspace for Education 利用規約または Google Workspace for Education の使用に適用されるその他の契約(「契約」)に対する本追加条項(「追加条項」)は、Google とお客様の間で締結され、お客様が追加条項を承認した日(「追加条項の発効日」)より本契約を修正するものとします。本追加条項で定義されていない用語はすべて、本契約に定義されている意味で使用されます。
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概要
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A. Google は、本契約に基づき、お客様に Google Workspace for Education のコアサービス(「コアサービス」)を提供するものとします。
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B. お客様は、Google がデータ管理者として特定の目的のために欧州のデータ保護法に基づいて処理することもできるという条件で、欧州のデータ保護法に基づいて Google がデータ処理者としてサービスデータを処理することを望んでいます。
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C. Google およびお客様は、この追加条項で説明するとおり、Cloud のデータ処理に関する追加条項(
https://cloud.google.com/terms/data-processing-addendum 、「CDPA」)を含む本契約に関連する修正条項を作成することを望んでいます。
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合意条件
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1. 用語の定義。
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1.1. 本追加条項内の定義:
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「お客様データ」とは、お客様もしくはお客様の代理人、またはお客様のエンドユーザーがコアサービスを通じてアカウントで提供、保存、送信、または受信したデータを意味します。
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「GCPN」とは、Google Cloud のプライバシーに関するお知らせ(
https://cloud.google.com/terms/cloud-privacy-notice )を意味します。 -
「サービスデータ」の意味するところは、GCPN の「Google が収集するサービスデータ」からはじまる段落で定義されています。ただし、GCPN での「クラウド サービス」の定義は、コアサービスに限られるものとします。
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「GCPN 補足条項」とは、本追加条項に関連して GCPN を変更する補足条項(
https://cloud.google.com/terms/cloud-privacy-notice-supplement )を意味します。
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1.2. 本追加条項で使用される「個人データ」、「処理」、「データ管理者」、「データ処理者」という用語は、欧州のデータ保護法で定義されている意味を持つものとします。
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2. 個人データの分類。コアサービスと TSS のプロビジョニングと管理の過程で Google が処理するすべての個人データは、お客様の個人データまたはサービスデータです。
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3. 両当事者の役割、特定の修正条項。
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3.1. 本追加条項の第 4 項(データ管理者としての Google の活動)で定められたデータ管理者として Google がサービスデータを処理する場合を除き、Google は欧州のデータ保護法に基づくお客様の個人データおよびサービスデータのデータ処理者であるものとします。
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3.2. 欧州のデータ保護法のもと、お客様は、お客様の個人データおよびサービスデータのデータ管理者またはデータ処理者(該当するいずれか)であるものとします。
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3.3. CDPA は、本追加条項の第 3.1 項および第 3.2 項ならびに以下の修正のもと、データ処理者としての Google によるサービスデータの処理、およびサービスデータのデータ管理者またはデータ処理者(該当するいずれか)としてのお客様に適用されるものとします。
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(a)CDPA における「お客様データ」および「お客様の個人データ」の定義を除き、CDPA においてコアサービスに関連して言及される「お客様データ」および「お客様の個人データ」には、常にサービスデータが含まれるものとみなすこととし、また
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(b)コアサービスのすべての復処理者の名前、住所、活動は、
https://workspace.google.com/terms/subprocessors-service-data.html (コアサービスに関するhttps://workspace.google.com/terms/subprocessors.html に代わるものです)で確認できます。
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3.4. 明確にするために記すと、いずれの当事者のその他いかなる義務をも限定することなく、
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(a)CDPA に基づき、両当事者は、データ処理者としての Google のサービスデータの処理に関連し、欧州のデータ保護法に基づくそれぞれの義務を遵守する義務を負うものとします。
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(b)サービスデータのデータ管理者がお客様である場合は、欧州のデータ保護法に基づき、お客様は、お客様のエンドユーザーに特定の情報(お客様がデータ管理者としてサービスデータを処理する詳しい目的を含む)を提供する義務を負うものとします。
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3.5. 本契約をさらに以下のように修正します。
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(a)本契約の「コンプライアンス」の項のもと、Google はお客様による AUP 違反の可能性を調査する権利(サービスデータおよびお客様データを審査する権利を含む)を有するものとします。
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(b)本契約の「プライバシー」の項のもと、お客様は本契約に基づきお客様から提供されたデータ(Google がデータ処理者として処理するお客様データおよびサービスデータを含む)への Google によるアクセス、保存、および処理の許可に必要なすべての同意および通知に関して責任を負うものとします。
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(c)本契約の「知的財産権」の項のもと、Google とお客様の間において、Google はコアサービスおよびサービスデータに含まれるすべての知的財産権を保持します。
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(d)本契約の「お客様データの保護」の項のもと、お客様データに関する Google の取り組みは Google がデータ処理者として処理するサービスデータにも適用されます。
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(e)本契約の「契約解除または更新停止の影響」の項のもと、お客様によるお客様データへのアクセスが停止された場合、またはアクセスが失われた場合は、お客様のサービスデータへのアクセスも停止されるか、または失われます。
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4. データ管理者としての Google の活動。
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4.1. Google は、GCPN 補足条項において定められた限定的な目的(かかる目的は Google が独自に決定します)でのみ、または GCPN に従ってのみ、データ管理者としてサービスデータを処理するものとします。
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4.2. GCPN 補足条項(お客様がお客様のエンドユーザーに提供する URL のリンク)に定めるとおり、お客様はそのエンドユーザーに、Google がデータ管理者としてサービスデータを処理することを通知するものとします。
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5. 全般.
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5.1. CDPA を含む本契約(本追加条項により変更された箇所を除く)は、引き続き完全な効力を有します。
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5.2. 本契約と本追加条項の間に不一致が存在する場合は、本追加条項が優先されるものとします。
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5.3. 追加条項の発効日をもって、Google とお客様の間で締結された過去の Google Workspace サービスデータ追加条項は解除され、本追加条項が優先するものとします。
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5.4. 明確にするために記すと、本追加条項は、コアサービス以外のいかなるサービスに関しても本契約または CDPA(いずれかにおいて「お客様データ」または「お客様の個人データ」に言及されている場合を含む)を修正するものではありません。
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5.5. 明確にするために記すと、GCPN はデータ処理者としての Google によるサービスデータの処理には適用されません。
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5.6. 本契約の準拠法および紛争解決条項も、本追加条項に適用されるものとします。
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