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顧客事例

WeWork、世界中のチーム コラボレーションを Google Chat に統合して毎年 100 万ドル以上を節約

2024年9月25日
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Chad Pierce

VP of Architecture and Solutions, WeWork

※この投稿は米国時間 2024 年 8 月 30 日に、Google Workspace blog に投稿されたものの抄訳です。

Google Chat への移行が成功した結果、WeWork は以前のプラットフォームと比較して年間 100 万ドル以上の節約を実現しています。

スナップショット: WeWork は、フリーランサーから Fortune 500 に名を連ねる大企業のチームまで、誰でも柔軟に利用できるオフィス スペースを世界 600 か所以上で展開しています。ここでは、以下に挙げる成果を WeWork がどのようにして達成したのかをご紹介します。

  • ワークプレイス コラボレーション ツールをGoogle Chat に切り替えてグローバル ネットワークのコミュニケーションを効率化

  • 数千チャネルでやり取りされる 4 億件ものメッセージを CloudFuze との提携により 2 か月足らずで Google Chat に移行

  • 従来のソリューションと比較して年間 100 万ドルを節約


誕生秘話

WeWork が斬新で柔軟な働き方をサポートする新しい形のオフィス設計に商機を見い出したのは、2010 年のことです。WeWork のモデルは、個人や企業にフレキシブルなワークスペース ソリューションを提供し、刺激と創造性にあふれたコネクテッドな仕事環境を求める世代にたちまち大きな反響を呼びました。WeWork のコラボレーション スペースは、フリーランサーから Fortune 500 企業のチームまで、誰もが自由に集い、アイデアを共有し、自分の世界を広げられる環境となっています。このような人と人とのつながりを重視する取り組みは、物理的なスペースにとどまらず、グローバル ネットワークを通じたコラボレーションにまで広がっています。

しかし、コミュニケーションの観点では、冗長なテクノロジー、費用の非効率性、サイロ化されたシステムがあり、「つながり」を欠く状況でした。当社のスペースを管理する 250 以上の外部パートナーの大半が、当社とのコミュニケーションに異なるプラットフォームを使用しており、継続的なコミュニケーションが必要とされることがこの課題をさらに深刻化させていました。異なるチャネルを統合してコミュニケーションを効率化し、組織全体で費用を削減する必要に迫られ、WeWork は Google Chat を検討し始めました。このシンプルでありながら効果的なインスタントメッセージ ツールは、こうして WeWork におけるコラボレーションに変革をもたらしました。

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WeWork は Google Chat を使用して世界中のチームとつながっています。

Google Chat への移行

統合プラットフォームに対して WeWork が重視する要件はいたってシンプルでした。第一に、費用対効果が高く、冗長なソリューションを削減して IT 支出を最適化する必要がありました。さらに、世界中の外部パートナーとシームレスにコミュニケーションを維持する必要がありました。最後の要件として、新しいツールは WeWork がすでに使用しているアプリケーションとプラットフォーム、特に Google Workspace と統合でき、ユーザー間の効果的なコラボレーションを可能にするものでなければなりませんでした。

Google Chat を検証した結果、この主要な要件がすべて満たされることが確認できました。Google Chat はすでに使用している Workspace ライセンスに含まれ、Google Chat に移行しても追加費用がかからないので、WeWork は既存のサードパーティ ソリューションをやめることで年間 100 万ドル以上を節約できます。Google Chat は、GitHub、PagerDuty、Jira、Giphy などの必須アプリや統合環境と簡単に接続でき、外部パートナーと安全に連携して業務を遂行できる点も大きかったです。

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Google Chat は WeWork が毎日使用するアプリとシームレスに統合

Google Chat は当社にふさわしいとの判断に至り、早速、もう 1 つの喫緊の課題へと照準を移しました。既存のチャネルとコミュニケーションをいかにして移行するか、という課題です。WeWork には、数千種類のチャネルにまたがる 4 億件以上のメッセージがあり、各プロジェクトの過去の経緯など、削除できない情報が含まれていました。したがって、短期間で移行を遂行し、新プラットフォームへのスムーズな切り替えを確実に行うためのサポートが必要でした。

そこで Google Workspace チームから紹介されたのが CloudFuze です。CloudFuze は、クラウド環境間のデータの移行を 100% のレプリケーションとゼロ ダウンタイムで簡単かつ迅速に、優れた費用対効果で実現します。Anthony Raymond 氏が率いる CloudFuze の戦略的パートナーシップ チームは、WeWork のニーズに応え、2 か月以内にすべてのメッセージを移行させることに成功しました。

Raymond 氏は次のように述べています。「企業が任意のコミュニケーション プラットフォームを選べるようにすることが、CloudFuze の目標です。Slack から Google Chat への移行をサポートする当社のサービスは、まさにそれを実現するもので、企業は重要な履歴データを失うことなくシームレスに移行を達成できます。」

今後の展望

Google Chat への移行が成功した結果、WeWork は以前のプラットフォームと比較して年間 100 万ドル以上の節約を実現しています。Google Chat は Workspace のエコシステムに組み込まれた設計により、Google カレンダードキュメントドライブMeetスプレッドシートスライド など、WeWork が使用する他のプロダクトととも統合できます。外部パートナーとの接続やサードパーティ アプリとの統合も可能で、WeWork のグローバル拠点を管理するスタッフとのコミュニケーションを維持するのもこれまで以上に簡単になりました。

Google Chat でコミュニケーションを 1 つの統一プラットフォームに統合することで、業務の効率化と費用削減を実現し、将来を見据えたコラボレーション環境を確保できました。WeWork が拡大と進化を続けるなか、Google Chat のスケーラビリティと適応性は、当社のグローバル ネットワークのシームレスなつながりの維持を実現してくれます。これにより、ワークスペースにある種のダイナミズムが生まれ、コラボレーションが促進されて、メンバーを刺激し続ける環境が醸成されています。

-WeWork、アーキテクチャおよびソリューション担当バイス プレジデント Chad Pierce
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