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プロダクトの発表

Cloud Next ’26 で発表された Google Workspace の追加機能 10 件

2026年4月28日
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Yulie Kwon Kim

VP, Product - Workspace

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※この投稿は米国時間 2026 年 4 月 23 日に、Google Workspace blog に投稿されたものの抄訳です。

今週開催の Cloud Next ’26 では、Google Workspace 全体にわたるさまざまなアップデートを発表しています。

新たに導入する Workspace Intelligence は、統合されたリアルタイムの状況把握を実現し、エージェント型の業務を加速します。単にアプリと連携し、データをもとに出力を生成するだけではありません。ドキュメント、スライド、Gmail などの Workspace アプリや、進行中のプロジェクト、共同編集者、組織内のナレッジにまたがる複雑でセマンティックな関係を本質的に理解する、安全で動的なシステムです。

ここでは、Cloud Next ’26 で発表した 10 件の追加アップデートをご紹介します。これらの機能は今後数週間にわたり、お客様に順次提供される予定です。提供スケジュールの詳細は、Workspace Updates に関するブログ記事でご確認いただけます。

1. Google スプレッドシートでデータを操作

Gemini in Google スプレッドシートは、すでに最先端の性能により、スプレッドシート全体の作成、整理、編集を可能にしています。さらに、通常は手作業で複雑な数式を組んだり、サードパーティ ツールが必要となる高度な最適化問題など、難易度の高い分析タスクにも対応しています。今回のアップデートにより、HubSpot や Salesforce などのアプリから Google スプレッドシートへ外部データをインポートしやすくなりました。

あわせて、データをより深く理解し、アクションにつなげられるよう、ダッシュボード、ヒートマップ、カンバンボードなどのインタラクティブなカスタム ビジュアリゼーションを作成して共有できるようになりました。しかも、これらは新しい Google スプレッドシートのキャンバス上でそのまま利用できます。Google スプレッドシートのキャンバスでは、静的なダッシュボードにとどまらず、データ上でそのまま使える本格的なインタラクティブ ミニアプリの構築も可能です。

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ダッシュボード、ヒートマップ、カンバンボードなどのインタラクティブなカスタム ミニアプリを、Google スプレッドシートのキャンバス内で安全に作成できます。

2. Workspace のスキルによる業務効率化

どの組織にも、情報収集や日々の反復作業を伴う標準業務手順があります。今回新たに導入するスキルにより、あらゆるチームやワークフロー全体で、エージェント型自動化のオーケストレーションとデプロイが可能になりました。たとえば、請求書確認を自動化するスキルを作成できます。受信トレイに保存されている直近の請求書と新しい請求書を比較することで、このスキルが不一致を特定し、請求内容の誤りを見つけるための煩雑な作業負担を軽減します。

スキルは、Google ドキュメントを共同編集するのと同じように、チームで簡単に共同作成し、共有できます。さらに、Workspace Studio で作成したスキルは、Gemini in Google Workspace を利用できるあらゆる場所から呼び出すことが可能です。

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Gemini in Workspace Studio を活用して標準業務手順をスキル化し、チーム全体でエージェント型自動化を実現できます。

3. Google Vids のアバターでメッセージ発信を拡大

Google Vids のアバターを活用することで、従来のスタジオ制作にかかる手間や時間、コストを抑えながら、ブランドイメージに沿った魅力的なメッセージを届けることができます。12 月には、これまでで最もリアルかつ自然なアバターを発表しました。比較評価では、他社プラットフォームのアバターより 5 対 1 の割合で選ばれています。

また、シャツに入れた会社ロゴから背景全体のブランド デザインまで、カスタム アバターにさまざまなブランド要素を追加できるようになりました。近日中には、プレゼンテーションを動画に変換する際にも、アバターを追加できるようになります。

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Google スライドのプレゼンテーションを Google Vids に変換すると、アバターが自動で追加されます。

アバターはまもなく 24 言語で利用可能になります。さらに、繰り返し生成しても一貫した外見と音声を保ちながら、想像できるあらゆるシーンでカスタム アバターを自在に演出できます。まだ Google Vids をご利用でない方は、1 か月のアクティブ ユーザーが 700 万人を超える vids.new から、この機会にぜひお試しください。

4. Gemini であらゆる会議をサポート

Google Meet では、先月だけでも 1 億 1,000 万人以上の参加者が自動メモ生成を利用しました。利用者数は前年同月比で 8.5 倍と大きく伸びています。今回、多くのユーザーに利用されているこの機能をさらに拡張し、あらゆる会議で要約とアクション アイテムを自動生成できるようになりました。会議が対面式でも、Zoom や Microsoft Teams などの他社サービスで行われる場合でも、モバイル端末またはデスクトップの Google Meet ホーム画面で「自動メモ生成」をタップするだけで、Gemini が会話内容をもとに、要約とアクション アイテムを Google ドキュメントにまとめます。

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「自動メモ生成」機能は、コーヒー ショップから講義室まで、場所を問わず利用できます。

5. Gemini Enterprise アプリから使える Workspace 機能

何百万人もの従業員が、Gemini Enterprise を活用して働き方を刷新しています。チームは、単一の安全なプラットフォーム上で AI エージェントを見つけ、作成し、共有して実行できます。Gemini Enterprise はすでに Google Workspace のデータとシームレスに連携しています。今回のアップデートにより、タブを切り替えることなくそのまま操作を行えるようになりました。今後はプライベート プレビューとして、Gemini Enterprise アプリのキャンバス モードから直接、Google カレンダー上で会議予定を作成したり、シームレスにドキュメントやスライドの作成、表示、編集を行えるようになります。

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Gemini Enterprise のキャンバス モードから直接、スライドを作成、表示、編集できます。

6. エンタープライズ グレードの保護機能を備えた Gemini in Chrome の自動ブラウジング

このたび、米国の Google Workspace のお客様は、Chrome Enterprise で新しい Gemini の自動ブラウジング機能をご利用いただけるようになりました。自動ブラウジングにより、ウェブやアプリにまたがる複数ステップのタスクを効率化できます。途中でチェックポイントが設けられるため、常にユーザーがコントロールしたまま進められます。さらに、既存の Workspace のエンタープライズ グレードの保護設定はそのまま維持されるため、業務とデータは安全に保護され、機密性も組織内で保たれます。

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Chrome Enterprise の自動ブラウジングを使えば、ウェブやアプリにまたがる複数ステップのタスクを完了できます。

7. 新しい MCP サーバーで Workspace を他の AI アプリやエージェントと連携

デベロッパーは、ユーザーにより便利な体験を提供するため、Workspace へのシンプルで安全なプログラマティック アクセスを求めています。新しい Workspace MCP サーバーはプレビュー版として提供され、高度な Workspace 機能を AI アプリケーションやエージェントに組み込めるようになります。たとえば、Drive 上のドキュメント内容の統合や要約、Gmail の返信文案作成、さらにはカレンダーやチャットの処理フロー管理まで、安全かつ標準化されたオープン フレームワーク上で利用可能です。さらにデベロッパーを支援し、Workspace との連携をより効率化するため、公式の Workspace CLI も近日提供開始予定です。これにより、エージェントから直接各機能を管理したり、操作したりできるようになります。

8. シンプルなエージェント ガバナンスによる統制維持

AI コントロール センター、エージェント管理、Workspace Studio 管理機能など、新しいエージェント ガバナンス コントロールにより、Workspace のデータへのエージェント アクセス状況をモニタリング、制御、監査できるようになります。これにより、間接的なプロンプト インジェクション、過剰共有、データ損失のリスクをさらに低減できます。

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AI コントロール センターでは、管理者が Workspace へのエージェント アクセスを管理、統制できます。

9. 新しいデータ主権管理とクライアントサイド暗号化

規制要件に対応するため、データの処理および保存先を米国および EU に限定することもできます。今後は、ドイツやインドなど、さらに多くの国や地域への対応も予定しています。また、特に重要な機密データにはクライアントサイド暗号化により、強力な保護機能を提供します。Google を含むあらゆるエージェントや主体からのアクセスを、お客様の権限で拒否できます。

10. 移行機能と相互運用性を強化

複雑な法務部門や財務部門を含む組織全体を Microsoft 365 から Workspace へ移行プロセスが、管理コンソールに組み込まれた新しいクラウド サービスであるデータ インポートにより、最大 5 倍速くなりました。これにより、メール、ファイル、会話履歴をより簡単に移行できます。さらに、AI を活用した Office マクロ コンバーター、Gmail での Office ファイル編集、Google ドキュメントでの変更履歴レビュー機能など、相互運用機能の強化により、Office アプリを利用しているお客様やパートナーとも、これまで以上にスムーズに共同編集できるようになります。

Google Workspace は、個人事業主から中小企業、Fortune 500 企業まで、30 億人以上のユーザーと 1,300 万を超えるお客様に利用されている、仕事の中心となる場所です。Google Workspace with Gemini が組織にどのように役立つか、ぜひご覧ください。営業担当者にお問い合わせいただくか、今すぐトライアルを開始して、これからの働き方をぜひ体験してみてください。

- Workspace、プロダクト担当バイス プレジデント、Yulie Kwon Kim

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