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プロダクトの発表

グローバルな金融サービス企業による最新エージェント AI ツールの導入とコンプライアンス確保へのサポートを拡大

2026年3月19日
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Rupa Patel

Senior Product Manager, Google Workspace

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※この投稿は米国時間 2026 年 3 月 4 日に、Google Workspace blog に投稿されたものの抄訳です。

金融サービスはグローバルな業界であり、市場の変動、サイバー脅威の拡大、最新 AI ツールの活用に対する従業員からの要望の高まりなど、企業に対するさまざまなプレッシャーが増大し続けています。AI ツールは個人の生産性やビジネス イノベーションに不可欠ですが、同時にガバナンスとコンプライアンスを複雑化し、IT チームやコンプライアンス チームによる対応も必要になります。

Google Workspace with Gemini は、EquifaxATB Financial など、世界中の金融サービス業界のお客様から信頼され、業務におけるコラボレーションと効率性の向上、コンプライアンスの確保に貢献しています。AI イノベーションに対する Google のフルスタック アプローチに裏打ちされた業界をリードする生成 AI 機能と、金融サービス業界の最新の規制へのコンプライアンス サポートが統合されたユニークな存在として、Google Workspace は評価されています。

このたび、この Google Workspace が、すでにサポートしている FINRA 規制に加え、米国 SEC と FINRA の特定の義務や EU のデジタル オペレーショナル レジリエンス法(DORA)など、13 の異なる市場にまたがる各種国際規制にも対応可能となり、コンプライアンス機能がさらに拡充されました。これらのコンプライアンス サービスにより、お客様は厳格な国際基準とガイドラインを満たしながら、Workspace に組み込まれた AI 搭載機能を活用できます。コンプライアンス基準を満たす機能を世界中のお客様に提供するには、スケーラブルなクラウドネイティブ基盤が欠かせません。Google Workspace は、元来この基盤に基づいて構築されたものであり、その特性を生かした設計になっています。Google の強みは、信頼性の高い専用の AI インフラストラクチャから始まり、Google DeepMind の先駆的な研究と、汎用性の高い Gemini モデル ファミリーによって支えられています。

国際基準の遵守に対する Google の取り組みの拡大

Google のソリューションは、グローバルなセキュリティとコンプライアンスのニーズに対応するツールが完備されていることへの安心感により、お客様が自信を持ってプロセスを構築できる仕組みになっています。その業界をリードする機能が、以下の地域および規制を対象に拡大されました。

  • オーストラリア: オーストラリア健全性規制庁(APRA)
  • カナダ: 金融機関監督官局(OSFI)
  • デンマーク: デンマーク金融監督庁(FSA)
  • 欧州連合: 欧州銀行監督局(EBA)と新しいデジタル オペレーショナル レジリエンス法(DORA)
  • フランス: フランスの金融市場庁(AMF)とフランス健全性監督破綻処理機構(ACPR)
  • インド: 保険規制開発庁(IRDAI)
  • 日本: 金融情報システムセンター(FISC)
  • オランダ: オランダ金融市場庁(AFM)とオランダ銀行(DNB)
  • ポーランド: ポーランド金融監督庁(KNF)
  • シンガポール: 外部委託サービス プロバイダ監査レポート(OSPAR)
  • スイス: スイス連邦金融市場監督機構(FINMA)
  • 英国: 金融行動監視機構(FCA)と健全性規制機構(PRA)
  • 米国: 連邦金融機関検査協議会(FFIEC)、グラム リーチ ブライリー法(GLBA)、Know Your Third Party(KY3P)、サーベンス オクスリー法(SOX)、米国証券取引委員会(SEC)の新ルール 17a-4 および 18a-6、金融取引業規制機構(FINRA)4511 および 3170、商品先物取引委員会(CFTC)1.31

なお、Google の取り組みは、現行の規制にとどまりません。規制当局や業界リーダーと積極的に関わり、将来のコンプライアンス環境の形成に向けた取り組みも支援しています。Google は、エージェント AI が規制義務にどのような影響を与えるかを先を見据えて検討し、プラットフォームとガイダンスの将来的な課題に予見的に対応できる進化を徹底させています。

新しい規制に対する Workspace のサポート

上記のコンプライアンス機能の拡張に加え、2 つの新しい主要な規制への対応も完備されています。

  • 米国証券取引委員会(SEC)のルール 17a-4 および 18a-6、金融取引業規制機構(FINRA)4511 および 3170、商品先物取引委員会(CFTC)1米国におけるこれらの規制では、証券業界の企業が電子記録を保持するための要件が定められています。Google Workspace の新しいソリューションにより、これらの重要なルールの遵守が可能になります。詳しくは、こちらをご覧ください。一例を挙げると、Google のソリューションが記録保持に関する FINRA の要件を満たしていることは、Cohasset による認定文書で確認されています。

  • デジタル オペレーショナル レジリエンス法(DORA)欧州連合のこの新しいフレームワークは、サイバー脅威や IT 障害に対し、欧州の金融セクターによるレジリエンス確保を目指すものです。Google では、お客様が事業継続計画を強化できるよう、サービス停止時にも低コストで Workspace を利用できる 2 つの新しいプランを導入しました。

Google Workspace でコンプライアンスのニーズを満たす

Google Workspace の中核を成すのは、さまざまな地域や業界の規制要件を満たすように設計された基盤プラットフォームであり、その機能を担うのが Google Workspace with Gemini です。さまざまな規制への対応に複雑かつ個別に分離されたクラウドに依存する他のソリューションとは異なり、Google Workspace は統合された環境を提供します。これにより、異種システムを管理する運用上の負担と複雑さが解消され、次のことが可能になります。

  • コンプライアンスの合理化: FINRA、SOC 1/2/3、ISO 42001、FedRAMP High、HIPAA など、複数の厳格な基準に対する遵守義務を、一貫した単一のクラウド プラットフォームから管理できます。
  • オーバーヘッドの削減: 分離された複数の従来型クラウド インスタンスの維持や管理にかかる費用と労力を削減できます。
  • 開発における信頼の醸成: 13 の市場で国際的規制を遵守して信頼を醸成できます。Google Workspace は、金融サービス向けエージェント AI の統合におけるコンプライアンス確保へのサポート拡大にコミットしています。

Google のプラットフォームは、将来を見据え、イノベーションの次の波を乗り切るための設計が施されています。Google は、エージェント AI などの新しいテクノロジーから生じる固有のコンプライアンス課題に対処し、お客様が安心して新しいテクノロジーの責任ある導入を実現できるよう、新機能の開発に積極的に取り組んでいます。

デジタル主権でコンプライアンスを強化

金融サービス業界にとって、データの保存場所とアクセスの管理は必須課題です。Google Workspace は、データ リージョンやアクセス管理などの機能を通じてデジタル主権の保証を可能にします。データ リージョンでは、対象データがどこで処理され、保存されるかを地理的に選択でき、アクセス管理では、クラウド プロバイダによるデータへのアクセスを制御および制限できます。これらをはじめ、各種機能が Assured Controls アドオン SKU でご利用いただけます。

詳細

新しく更新されたコンプライアンスに関する資料は、金融サービス向け Google Workspace のウェブページでご確認いただけます。また、コンプライアンス サービス ハブでは、コンプライアンス カードやお客様向けガイダンスなど、これまでご説明した規制全般にわたる Google のコンプライアンス機能の詳細情報をご覧いただけます。

進化し続ける世界の中で、Google は信頼できるパートナーとしてお客様をサポートすることをお約束します。お客様の差し迫ったコンプライアンスのニーズだけでなく、将来を見据えたエージェント AI などの新しいソリューションの開拓にも、引き続き心血を注いでまいります。

-Google Workspace、シニア プロダクト マネージャー Rupa Patel

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