G Suite セキュリティセンター: より深い分析とベストプラクティスを
Google Cloud Japan Team
*この記事は米国時間 1 月 17 日に Keyword に投稿されたものの抄訳です。
Google では、組織のデータ セキュリティをお客様自身で簡単に管理できるようにしたいと思っています。そのための鍵となるのが、セキュリティの状況がひと目でわかる “鳥瞰図” に組織の管理者や権限を持つユーザーがアクセスできることであり、さらにタイムリーな状況把握に基づいて行動を取るための方法を提供することです。
Google では、この度 G Suite にセキュリティ センターを導入しました。このツールは、組織やデータ、ユーザーの保護を強化するべく、Google によるセキュリティ分析、適切な行動につながる洞察、ベスト プラクティス推奨といった機能を統合しています。
セキュリティセンターの特徴は以下の通りです。
2. 潜在的な脅威に対して先手を打つ : セキュリティ分析が脅威への対処をサポートします。たとえば、どのユーザーがフィッシングの標的になっているかを可視化できるため、事前に攻撃を食い止めることが可能です。また、Google ドライブのファイルが DLP(データ損失防止)ルールをトリガーしたときに、データ漏洩といった事態を未然に回避できます。
3. セキュリティ ヘルス ページの推奨事項を採用し、リスクを軽減する : セキュリティ ヘルスは、セキュリティの設定状態を分析し、ユーザーおよびデータのセキュリティ保護に役立つアドバイスをカスタマイズした形で提供します。その推奨事項は、データの格納方法やファイルの共有方法、モビリティや通信の設定など多岐にわたります。
使い始めるには
現在、350 万以上の企業や組織が G Suite を利用しています。G Suite Enterprise をお使いのお客様は、数日内に管理コンソール内からセキュリティ センターにアクセスできるようになります。こちらの管理者向けガイドには導入の手順が、またこちらにはセキュリティ設定に関する留意すべきベスト プラクティスがまとめられています。G Suite を初めてお使いになる方は、コラボレーション、データ保存、安全なコミュニケーションに関する Google の取り組みをまとめたこちらのドキュメントもご覧ください。
Byline:
Reena Nadkarni, Head of Product Management, G Suite
Chad Tyler, Product Manager, Security Center