Box for G Suite で さらに安全なコラボレーションを推進
Google Cloud Japan Team


※この投稿は米国時間 2018 年 12 月 12 日に Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。
Box と Google Cloud は、 2016 年 9 月に、あらゆる規模のビジネスにおけるコラボレーションや生産性の向上を推進するためのパートナーシップを発表しました。以降、企業のお客様がクラウドでより簡単にコラボレーションできるよう、Hangouts Chat や Gmail 上の統合を推進してきました。
そして今回新たに、G Suite をご利用のお客様のための Box for G Suite を発表いたします。 Box for G Suite は、Google のリッチなコンテンツ作成・編集体験を、直接 Box の安全なコンテンツ プラットフォーム上で展開できるため、業務の生産性を保ち、スピードアップを実現します。
Box for G Suite により以下のことが可能になります。
- Box にログインしたまま、 Box 内の Google ドキュメント、スプレッドシート、スライドを使って直接、共同作業ができます。
- Box が Google ドキュメント、スプレッドシート、スライドのファイルを自動的に保存、管理するため、他にどの生産性向上ツールが使用されているかに関わらず、コンテンツは常に最新状態に保たれ、統合管理されます。 G Suite は様々なフォーマットに対応しているため、異なる種類のドキュメントでも閲覧、編集できます。
- Box 内に保存されているあらゆるコンテンツと、同じセキュリティ、コンプライアンス、ガバナンス管理を適用できます。これにより、すべてのコンテンツを一元管理できます。
金融サービスを提供する Intuit は、すでに 8 か月にわたり Box for G Suite を利用しています。Intuit の 最高情報責任者 ( CIO ) である Atticus Tysen 氏は「Box for G Suite により、世界中に散らばる社員が最適なコラボレーションツールを選んで使えるだけでなく、あらゆる情報を 1 か所に保存できるので、運営も管理も容易になりました」と述べています。

Box for G Suite は、来週中にお客様への提供を開始します。
さらなる Box と G Suite の統合利用
Box for G Suite に加え、ユーザーがクラウドで共同作業をするための新しい方法として、Box for Gmail アドオン を今年7月に、Box for Hangouts Chat ボットを今年5月にリリースしました。Box for Gmail アドオンを使うことで、コンテンツのセキュリティとコンプライアンスを確保しながら、メールによるコラボレーションを簡素化できます。Gmail アドオンを利用することで、 メールへの Box ファイルの添付や、添付ファイルの Box への保存を Gmail 内で行うことができます。Box for Gmail アドオン はこちらからダウンロードしてください。
また、Hangouts Chat 内の Box ボタンから、Box for Hangouts Chat のコンテンツにアクセスできます。チャット内で、アプリ左上にある「Find People, Rooms, Bots」のボックスをクリックすると、ポップアップが表示されます。ここで「Message a Bot」 を選択し、Box を検索すると、Box アカウントへのログイン画面に飛びます。ログインすると、Box ボットに最新ファイルを表示させるか、お気に入りファイルもしくはフォルダのリストを表示するかの、いずれかを指定することができます。詳細はこちらをご覧ください。
これら一連の製品における統合は、引き続き、企業におけるクラウド上でのチーム間コラボレーションをさらに容易にします。Box と Google Cloud のパートナーシップの詳細については、 https://gsuite.google.com/box をご覧ください。
- Nan Boden, Senior Director, Head of Global Technology Partnerships, Google Cloud