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プロダクトの発表

モバイル版 Google ドキュメント、スプレッドシート、スライドの新しい機能強化で思いどおりに作業

2020年8月18日
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Google Cloud Japan Team

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※この投稿は米国時間 2020 年 8 月 6 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。


医療従事者が病床の患者にケアを提供する場合でも、製造業者が工場の現場で重要な情報にアクセスする場合でも、モバイル アプリケーションは、場所を問わず生産性を維持すために役立っています。また、最近のリモートワークの増加に伴い、現場従業員だけでなく、すべての従業員が柔軟にそれぞれ思いどおりの方法で仕事を進められるようにするための戦略が必要になってきました。

そのため、Google では G Suite 全体でモバイル エクスペリエンスの改善に継続して取り組み、モバイル デバイスから作成、チームとの共同編集、コミュニケーションを効果的に行えるようにしています。本日、Google ドキュメント、スプレッドシート、スライドのモバイルアプリで、どこにいてもコンテンツをより簡単に表示して共同編集できる機能強化をいくつか発表します。

デバイスを問わず、コンテンツをすばやく確認

外出先でドキュメントを読んだり、プレゼンテーションを見たりする必要がありますか?以下の新機能により、どこにいてもコンテンツをより簡単に利用できるようになります。

  • スライド プレゼンテーションで楽に共有: バーチャル会議が増加するにつれ、チーム全員が積極的に関与して共通理解を深めるために、スライド プレゼンテーションなど、視覚的に豊かなコンテンツに目を向けるチームが増えてきました。Google では、どこからでもより簡単にプレゼンテーションを表示、作成、確認できるようにスライドの機能強化に継続的に取り組んでいます。本日、スライドの新しい表示体験として、スライドを縦方向のストリームとしてスクロールし、ピンチ操作でズームできる機能を発表します。この新しいビューでは、スライドをよりすばやく確認でき、またコンテンツの編集とプレゼンテーションを簡単に切り替えることができます。この機能は、Android 版では今後数週間以内に、iOS 版では数か月以内にリリースされる予定です。

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  • ドキュメントを読むことに集中: リンク コンテンツは、ドキュメントを有用な情報で充実させることができる一方で、リンクをクリックして別のウィンドウやアプリが開くと、ドキュメントから気がそれて読むのを中断してしまう可能性があります。そのため、Google ではウェブ版ドキュメントでおなじみのリンクのプレビューをモバイル版にも導入します。ドキュメントのリンクをクリックすると、ドライブのファイルの所有者や最新のアクティビティ、公開リンクのタイトルや説明など、コンテンツに関する動的な情報がカード形式で、ビジュアルなサムネイルとともに表示されます。この情報により、気をそらさずにリンク コンテンツを開くかどうか決めることができます。ドキュメントのリンク プレビューは iOS 版ではすでに利用可能で、Android 版では今後数週間以内に導入される予定です。

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  • 目とバッテリーに休息を: Android 版のドキュメント、スプレッドシート、スライドがダークテーマに対応しました。これにより、暗い場所での作業がしやすくなり、またバッテリーも長持ちします。この機能は今後数か月以内に iOS 版にも導入される予定です。

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どこからでもコンテンツを確実に作成し、共同編集

オフィスに戻るまで待たずにメモ、スプレッドシートの編集、アクション アイテムの割り当てを行えると、チームはより効率的に迅速に業務を遂行できるようになります。チームの共同編集を加速する以下の新機能をご紹介します。

  • 素早く誤りの少ないドキュメントを記述: Google AI を利用してメールの作成を支援する Gmail のスマート作成を使用すると、タイピングを週 30 億回以上削減できます。今年の初めに、ウェブ版ドキュメントでスマート作成をリリースしました。これにより、ドキュメントをより迅速に記述し、綴りや文法的な誤りを低減することができます。今回、スマート作成機能をモバイル版にも導入し、外出先でもドキュメントをさらに迅速かつ簡単に作成できるようにしました。ドキュメントのスマート作成は、今後数週間以内に G Suite のお客様向けに Android 版と iOS 版の両方でリリースされる予定です。

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  • Microsoft Office ファイルを簡単に編集: Google では昨年、ウェブ版に Office ファイルの編集機能を導入しました。これによりドキュメント、スプレッドシート、スライドを使用して Microsoft Office ファイルの編集、コメントの追加、共同編集を簡単に行えるようになりました。Office ファイルの編集機能を利用することで、G Suite の共同編集やアシスタントの機能を Office ファイルでも使用できるようになり、ファイル形式を変換する必要がなくなります。Office ファイルの編集機能は、ドキュメント、スプレッドシート、スライドの Android 版モバイルアプリでは今後数週間以内に、iOS 版では今年の後半にリリースされる予定です。

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  • コンテンツを中心とした対話: コメントはチームの共同編集に重要なツールで、ドキュメント、スプレッドシート、スライドの中でチームメンバーがディスカッションし、アクション アイテムを利用してチームの業務進行をスムーズに行うことができます。Google では、モバイル版のドキュメント、スプレッドシート、スライドのコメントとアクション アイテムのユーザー インターフェースを改善し、チームが場所を問わずにより簡単にコンテンツを共同編集できるようになりました。文字が大きく見やすくなったコメント インターフェースにより、コメントのスクロールや返信がより簡単になりました。またクイック アクセス ボタンを使用して返信や他のユーザーの名前リンク付き投稿を行い、コメントを活用した集中的なディスカッションがさらに容易になりました。これらのアップデートは Android 版で利用可能で、iOS 版では今後数か月以内にリリースされる予定です。

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  • Gmail から直接コメントに返信: Google では昨年、ウェブ版に動的メールを導入しました。これは、コメントへの返信などの操作を Gmail メッセージから直接、より簡単に行える機能です。ドキュメント、スプレッドシート、スライドで自分の名前リンク付きのコメントが投稿されたときに、個別のメール通知を受け取る代わりに、Gmail に最新のコメント スレッドが表示され、そのメッセージ内からコメントの返信や解決を直接行えます。Google では、動的メールを Android 版と iOS 版の Gmail モバイルアプリにも拡張しました。これにより、お客様とチームの皆様がオフィス以外の場所でも時間を節約して生産性を維持できるようになりました。

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Google のドキュメント(Android/iOS)、シート(Android/iOS)、スライド(Android/iOS)用モバイルアプリをまだダウンロードされていない方は、ぜひダウンロードしてください。場所を問わずに思いどおりの方法で柔軟に仕事を進めましょう。 


-G Suite プロダクト管理ディレクター Rany Ng
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