Google Workspace と Miro で実現する共同作業の新たな形
Google Cloud Japan Team
※この投稿は米国時間 2021 年 8 月 4 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。
多くの企業がハイブリッドな働き方へと移行する中、チームのエクスペリエンスはそれぞれ異なります。リモートワークの形式は、完全なリモートから対面とオフィス勤務の特定の組み合わせまでさまざまですが、勤務する場所が異なれば潜在的なギャップが生まれます。Google Workspace では、このようなギャップを埋めるのに役立つように、チームのメンバーがどこにいても安全につながり、創作し、共同編集するためのツールを提供しています。本日、これをさらに一歩進めて、Miro の直感的に操作できるホワイトボードを Google Workspace に取り込む新しい方法をご紹介します。この方法により、チームはより没頭してアイデア創出と革新に取り組むことができます。
包括的で柔軟なコラボレーションをすべての人が利用できるようにするというコミットメントに基づいて、Google は Miro と提携して Google Meet で Miro のホワイトボード機能を使えるようにしました。また、Google ドキュメント、スプレッドシート、スライド内での従来のエクスペリエンスを深めて、非同期でもリアルタイムでもチームがより簡単にアイデアを出し合って共同作成できるようにしていきます。
会議でのコラボレーションを深める
Meet の新しい Miro エクスペリエンスでは、動画とホワイトボードを並べて表示して集中力を高めることができ、会議中のブレインストーミングや図解、繰り返しの作業に最適です。このアプローチは、すべてのチームメンバーが、それぞれ別の場所にいてもアイデアを生み出し、参加する環境を育みます。また、Meet 内での Miro ホワイトボードの使用はシームレスです。Google カレンダーで Miro ホワイトボードを会議に添付するか、会議中にボードを選択してリアルタイムで共有して共同作業するだけです。これらの新しいエクスペリエンスは、2022 年上旬の利用開始を予定しています。
Google ドキュメント、スプレッドシート、スライドのコンテンツをシームレスに統合する
離れた場所にいるチームメンバー間でのリアルタイムのコラボレーションでは、ドキュメントでのブレインストーミング、スプレッドシートでのプロジェクト管理、スライドでのアイデアのプレゼンテーションといったように、複数のファイルが使用されることがよくあります。Miro を Google ドライブに組み込むと、チームは Google ドキュメント、スプレッドシート、スライドに簡単にアクセスしてそれらを Miro の無限のキャンバスに埋め込むことができるため、1 つの共有スペースからプロジェクトのあらゆる部分を容易に可視化して管理できるようになります。また、Miro ボードを Google ドライブに保存して、ドキュメント、スプレッドシート、スライドを 2 つのアプリケーション間で自動同期すれば、常に最新のコンテンツで作業できます。
Google Workspace で Miro の使用を今すぐ開始しましょう
普段使っているアプリやサービスを Google Workspace で使えるようにするサードパーティ アプリケーションはますます増えつつありますが、Workspace 用の Miro アプリもその一つです。すでに登録済みの場合は、その認証情報を使用して Workspace で Miro アプリを試してみてください。まだの場合は、Workspace と Miro に登録して両方の無料バージョンを使ってみてください。また、Miro と提携したことで、ハイブリッドな職場環境にミッション クリティカルなビジュアル コラボレーション機能をさらに高めていきますので、今後のイノベーションにも引き続きご注目ください。
-グローバル パートナーシップ担当バイス プレジデント Adrienne McCallister