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プロダクトの発表

Google Workspace 全体を一貫したワークフローで構築し、アプリ間のユーザー エクスペリエンスをつなげる

2023年5月17日
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Google Cloud Japan Team

※この投稿は米国時間 2023 年 5 月 16 日に、Google Workspace blog に投稿されたものの抄訳です。

ワークフローは、ユーザー同士がつながり、創造し、共同作業する方法を変えています。以前はサイロ化されていたプロセスがより統合され、日常的な手順を自動化することで手動プロセスが合理化され、チームはさまざまなデジタル ツールを横断して新しい方法でコラボレーションできるようになりました。これらすべては現在、Google Workspace に組み込まれたプラットフォーム機能によって実現されています。

現在、開発者やアプリ制作者は、スキルレベルを問わず、豊富な API、SDK、ノーコード/ローコード ツールを活用して、Google Workspace と直接連携するアプリやワークフローを作成できます。Atlassian、Asana、LumApps、Miro などの主要なソフトウェア メーカーは、Google ドキュメント、Google Meet、Google Chat などの Google Workspace アプリケーションとの連携を提供しています。30 億人以上のユーザーと 900 万以上のお客様に有償利用されているツールで、これまで以上にデータのアクセス性を向上し、適切に操作できるようにしています。私たちは、Google Workspace を最もオープンで拡張性の高いプラットフォームとするために、大きな進歩を遂げてきました。開発者とビジネス ユーザーの両方に向けた新しいツールで、その可能性をどのように引き出し続けるかについて、さらに詳しく共有できることを楽しみにしています。

ジェネレーティブ AI ソリューションを Google Workspace に統合

ジェネレーティブ AI は、情報との関わり方や働き方を変革する、インタラクティブな体験を提供していきます。Google Cloud は、AI に関する数十年にわたる Google の研究、イノベーション、投資の力を活用して、単純な自然言語プロンプトからテキスト、画像、コード、動画、音声などを生成するアプリケーションを開発する機能を開発者に提供します。これらの新機能と Google Workspace の高い拡張性を組み合わせることで、開発者はジェネレーティブ AI を簡単に活用し、Google Workspace 全体に強力で役立つワークフローを構築できるようになります。

ノーコード アプリ制作の推進

Duet AI for AppSheet により、ユーザーがインテリジェントなビジネス アプリケーションを作成し、データを接続し、Google Workspace にワークフローを構築することが、これまで以上に簡単になります。 コーディングは必要なく、ユーザーは AI を活用したプロンプトに従ってチャットでニーズを説明することでアプリを構築できます。これにより、より多くのユーザーがアプリを作成できるようになり、開発チームは他のインパクトの大きい作業に時間を費やすことができます。ビジネス プロセスの所有者は、アイデアから数分でアプリを作成できるようになりました。Duet AI for AppSheet は、現在、一部のテストユーザーに提供されています。

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AppSheet の ジェネレーティブ AI が、コーディングなしで Google Workspace の連携ソリューションを作成

AppSheet のアプリ作成におけるジェネレーティブ AI のサポートに加え、より便利な AppSheet 機能の一般提供を開始します。これによりAppSheet においてコードなしで Google Chat アプリを作成する事が可能になります。また、ユーザーは Google Chat と統合されたワークフローやオートメーションを作成できるようになります。

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AppSheet を使用してコーディングなしで Google Chat アプリを作成

Google Chat アプリと API

Google Chat は、ハイブリッドな勤務環境を採用する組織にとって重要なコラボレーションツールであると同時に、ワークフローを効率化するための強力なツールとなっています。

今後数週間以内に提供予定の Chat API の最新アップデートにより、開発者は Google Chat にワークフローを統合し、コンテキスト情報をChat で直接ユーザーに提供するアプリを構築できるようになります。Google Chat アプリを使用すると、ユーザーは接続されたサードパーティ システムや基幹業務システムから、直接詳細な情報やリンクのプレビューを受け取ることができます。また、リンクされたシステム内のレコードを Google Chat から直接作成および更新することができます。すべての会話を一元管理することで、新しい応答者は、他の担当者に確認することなく、すぐに状況を把握し、迅速に問題を解決することができます。 

AsanaPagerDutyZendesk などのパートナーから、すでに強力な Google Chat アプリが提供されています。Atlassian の Jira for Google Chat は、報告された新しい問題やコンテキスト情報を積極的に送信し、すべての人に情報を共有することで、Jira プロジェクトの全体的な開発ワークフローを加速できます。Zendesk for Google Chat を使用すると、カスタマー サービス、IT、その他の社内外のサポートチームが、Zendesk と Google Chat 全体でサービス リクエストに協力できるようになります。Google Chat からコンテキストを切り替えることなく、Zendesk からサポート リクエストを受け取り、そのステータス、優先度などを更新することができます。

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Google Meet のアプリ、またはアプリ内の Google Meet

Google Meet は、ハイブリッドな職場環境での没入感のあるビデオ会議を通じて、ユーザー同士が場所を問わずつながり、コラボレーションできるよう支援してきました。また、ユーザーが会議スペースから離れることなくアクセスできるアプリやワークフローを開発者が構築できるよう支援しています。Google Meet Web Add-ons SDK は、今後数ヶ月のうちにプレビュー版として一般公開する予定で、開発者は自社のアプリケーションを Google Meet に直接連携できるようになります。ユーザーは、Google Meet から離れることなく、会議の中心、あるいはサイドバーにアプリケーションをインストールし、開いて、コラボレーションすることができます。

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Google Meet Add-ons SDK の例:中心にある Lucid と、サイドパネルにある Atlassian Confluence との連携

Atlassian、Figma、Lucid、Miro、Polly.ai などのパートナー企業は、すでに Google Meet のアドオンを提供しています。今後、開発者が Google Meet の高度なインタラクティブ サーフェスにどのようなアプリやワークフローを提供するか、楽しみにしています。

この夏にプレビュー版を公開する Google Meet REST API は、Google Meet の機能をアプリケーションに簡単に追加できるようにするもので、開発者は事前に設定することで自分たちのアプリケーションからビデオ通話を開始することができます。さらに、アプリ開発者は、出席レポート、録画、文字起こしなどのデータやアーティファクトを取得して、会議後にユーザーが他のアプリで利用できるようになります。新しい Event API を介して、開発者はユーザーがミーティングに参加したり退出したりするといったイベントの通知を受け取ることができ、ファイルなどのアーティファクトが利用可能になったときには、ユーザーにリアルタイムで情報を提供することができます。

最後に、Google Meet Live Sharing SDK により、開発者は Android、iOS、および Web 上でユーザー向けの共有体験を構築することができます。開発者は SDK を介して State Sync API にアクセスでき、参加者のデバイス間でメディア コンテンツをリアルタイムに同期し、会議の参加者全員に共有コンテンツを提供できます。同期されたコンテンツとその制御により、一緒に見たり、聞いたり、遊んだりするなど、豊かな体験をユーザーに実現します。さらに、今後数ヶ月で一般公開される Android SDK に加え、iOS と Web のサポートが追加され、現在プレビュー版として利用可能です。すべての主要プラットフォームで SDK を利用できるため、クロス プラットフォームな体験を構築することができ、ユーザーがいる場所で直接会うことができます。

Google ドキュメントに搭載されたサードパーティ スマートチップ

昨年、私たちはサードパーティ スマートチップを発表しました。これにより、ユーザーはタブやコンテキストを切り替えることなく、サードパーティ アプリから重要な情報を作業のフローに直接追加、表示、利用することができるようになりました。一般提供が開始したサードパーティ スマートチップでは、初めてスマート キャンバスを開くことができます。ユーザーは、@メンションを使用してパートナー アプリケーションからの重要な情報をタグ付けして表示したり、Google ドキュメントに直接アプリケーションからのインタラクティブな情報やプレビューを簡単に挿入することができます。

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現在、幾つかのパートナーは、この新しいスマートチップの機能を使った連携をすでに提供しています。例えば、Figma はスマートチップを使用して Google ドキュメントに統合されているため、ユーザーは Figma プロジェクトをタグ付けでき、読者はドキュメント内の Figma リンクの上にマウスを置くと、設計プロジェクトのプレビューを表示することができます。Atlassian の Confluence についてもスマートチップを使用して、ユーザーがプロジェクト レコードにリンクし、Google ドキュメント上でプレビュー情報を直接表示できるようにしています。

Google Workspace Marketplaceで最新の AI 搭載アプリを見つける

Google Workspace Marketplace は、ユーザーが一般公開されているアプリと、開発者が社内向けに開発したカスタム アプリの両方を発見できるよう支援しています。本日、Google Workspace Marketplace に「Intelligent Apps」という新しいカテゴリーを追加し、ユーザーは、Google のエコシステムの開発者が構築した AI 搭載アプリを利用できるようになりました。
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今すぐ始めましょう

私たちは、これらの最新のプラットフォーム機能を皆様にお届けできることを大変うれしく思っており、開発者がユーザーや企業向けに Google Workspace 上で何を構築するか、心待ちにしています。開発を始めるには、まずデベロッパー プレビュー プログラムに参加して、まだプレビュー段階の機能に早期アクセスすることをお勧めします。YouTube のチャンネルで活用方法や、プラットフォームについてより詳しく学ぶことができます。

- Vice President, Product, Google Workspace, Johanna Voolich Wright

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