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公共部門

米国陸軍が先進的なコラボレーションの実現に向けて Google Workspace を採用

2022年10月11日
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Google Cloud Japan Team

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※この投稿は米国時間 2022 年 10 月 5 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

6 月に Google は Google Public Sector の設立をお知らせしました。Google Public Sector は、米国の連邦政府、州政府、地方自治体などの公的機関や教育機関がデジタル トランスフォーメーションを推進できるよう支援することに特化した Google の新規部門です。クラウド テクノロジーを米国における複雑な問題の解決に応用するうえで、Google Public Sector と Google の業界パートナー エコシステムが重要な役割を果たすものと Google は考えています。

このたび、Google Public Sector の設立以来初めてとなる大型パートナーシップの一つとして、米国陸軍に従事する最大 250,000 人にのぼる現役の軍関係者に Google Workspace を提供することになりました。これは、自らのミッションを支援できるクラウド ベンダーの選択肢を増やしたいという米国政府からの要請を受けたもので、今日の米軍が業務を遂行するために、Google Workspace の先駆的なコラボレーション ツール スイートを提供します。

米国陸軍の関係者はしばしば距離が離れた困難な環境で任務にあたる必要があり、そこではシームレスなコラボレーションが成功への鍵となります。Google Workspace はこれらの課題を考慮して設計されたものであり、労働環境、勤務地、職務内容、スキルレベルがさまざまであっても迅速に導入可能です。すでに 30 億人を超えるユーザーが使用する馴染み深いツールであるため、陸軍関係者はトレーニングや長期にわたる強化期間をほとんど必要とせず、最終的には兵士と従業員がかつてないほど効率よくかつ安全にコミュニケーションをとることができます。

Google は米国陸軍のクラウド アカウント管理最適化(Army Cloud Account Management Optimization)契約のもとアクセンチュア連邦サービス(Accenture Federal Services)と連携し、さらに実装パートナーである SADA とも協力して、米国陸軍がクラウド ファーストのコラボレーション ソリューションを導入することで、より多くの従来型テクノロジーにこれまでにはない安全性と汎用性が備わるよう支援してまいります。Google Workspace は安全性を重視して設計されたアーキテクチャを備えた「クラウド生まれ」のサービスであるだけでなく、未来の機能とイノベーションへの道筋をも明確に示しています。

米国陸軍へのサービス提供が実現した大きな要因の一つは、Google Workspace が最近米国国防総省の影響レベル 4(IL4)の認定を取得したことです。IL4 は、米国国防総省が管理対象非機密情報(CUI)の安全な取り扱いについて定めたセキュリティ基準です。これを満たしたということは、政府職員やその他の人々が Google Workspace を以前にも増して安心かつ簡単に使用できることを意味します。

Google Public Sector の推進力

Google Public Sector の設立に伴い、Google は米国陸軍や他の公的機関との関係構築に注力しています。事実、先ごろ Acclima とパートナーシップを結び、地域に特化した大気質監視サービスをニューヨーク州に提供することを発表しました。また、義務教育課程における没入型のオンライン学習テクノロジーを米国および世界の生徒に提供すべく、アリゾナ州立大学と提携したこともお知らせしました。

こうした取り組みはほんの始まりにすぎません。Google Public Sector は、米国公的機関のお客様が Google Cloud の高度なサイバーセキュリティ プロダクトのエキスパートになるようサポートすることに専心しており、広範かつ巧妙化しているサイバー脅威から人々やデータ、アプリケーションを保護します。公的機関の従業員向けに多くのトレーニングおよび認定プログラムを用意しているほか、デジタルやクラウドの技術においてパートナー企業と連携をとっています。今後もパートナー エコシステムを拡大し、米国の公的機関をより的確に支援するための新しいソリューションの構築を続けてまいります。

最善の公共サービスを提供するということは、政府内外を問わず多くの人々の生活や仕事をより豊かなものにすることを意味します。Google は Google Public Sector で進めている取り組み、とりわけこのたびの米国陸軍とのパートナーシップに胸を高鳴らせており、今後一層の進展をご報告できることを心待ちにしています。

米国政府におけるイノベーションの推進については、11 月 15 日にワシントン D.C.で開催される対面式の Google Government Summit で詳しくご紹介します。公的機関のリーダー達が、そのミッションに叶うクラウド テクノロジーの使用におけるベスト プラクティスを探り、業界の知見を共有します。ぜひご参加ください。


- Will Grannis、Google Public Sector CEO
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