プロンプトを超越する: Gemini for Workspace を最大限に活用するための新しいシリーズ
Google Cloud Japan Team
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SIGN UP※この投稿は、2024 年 4 月 19 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。
新しいテクノロジーや新しい働き方を取り入れるのは、刺激的なことである反面、困難なことでもあります。この新しいシリーズは、生成 AI を使い始めるのに役立つ情報を提供し、インスピレーションをもたらすことを目的としています。Gemini for Google Workspace の使い方を向上し、生産性、創造性、仕事の質を高めるためのヒントやおすすめのテクニックを定期的にご紹介します。
Google Workspace はリリース当初から、コラボレーションを重視して構築されていました。Google ドキュメントの共有であっても Google Meet での簡単な情報交換であっても、他のユーザーとリアルタイムまたは非同期でコラボレーションし、効率的に作業できるように支援しています。
現在では、Gemini for Workspace を使用して AI ともコラボレーションできるようになっており、Gmail、Google ドキュメント、Google スプレッドシート、Google Meet、Google スライド(および近日中に Google Vids)などのお気に入りのアプリを使いながら、文書作成、データ整理、画像作成、ワークフローの高速化、より充実した会議などに活用できます。それでは、1 つ目のヒントを紹介しましょう。
プロンプトに何を含めるか?
生成 AI のメリットを最大限に活用するには、効果的なプロンプトを記述する必要があります。そもそも、プロンプトとは何でしょうか。プロンプトは、AI を搭載したアシスタントとの会話のきっかけと考えることができます。良い会話と同じように、追加の質問、リクエスト、意見などが続く場合もあります。
会話が進むにつれ、複数のプロンプトを書くことになるかもしれません。可能性はほぼ無限ですが、今すぐに使える一貫したベスト プラクティスがあります。
効果的なプロンプトを記述するには、4 つの主な要素を考慮します。4 つすべてを使用する必要はありません。いくつかでも使うと役立ちます。プロンプトを作成する際は、次の要素を含めるようにします。
ペルソナ - 誰が情報を必要としているのか?
タスク - Gemini for Workspace に何をしてもらう必要があるのか?
コンテキスト - Gemini がより具体的な回答を生成するために使える追加情報
形式 - Gemini に生成してもらいたい出力の形式(箇条書き、特定のスタイルの画像など)
これら 4 つの要素を含めることで、可能性がほぼ無限に広がります。
プロンプトの例を見てみましょう。
旅行ブログを書いていて、その投稿に添える画像が必要だとします。新しい Google スライドを開き、[Gemini で画像を作成する] を選択して Gemini in Google スライドにプロンプトを入力します。
スライドで [挿入] > [画像] > [Gemini で画像を作成する] を選択します。
以下の図に示すエリアが表示されたら、プロンプトを入力します。
日の出の時刻に山と川の上空にある雲の上を飛行機が飛んでいる画像で、私の旅行会社を宣伝するブログに使えるものを作成してください。
Gemini によって複数の画像が生成されるので、その中から好きなものを選んでスライドに挿入するだけです。
生成 AI とその可能性を考えると期待感が高まりますが、これはまだ新しいテクノロジーです。このシリーズのプロンプト例は、説明のみを目的としています。ユーザーやプロンプトによって回答は異なります。
本シリーズの次の投稿を待ちきれない方は、プロンプト入門ガイド(電子書籍)をダウンロードして Gemini for Workspace を今すぐ使い始めましょう。
-Google Workspace チーム