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顧客事例

Google Workspace と Google Cloud が Airbus の未来の働き方の構築に貢献

2022年8月17日
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Google Cloud Japan Team

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※この投稿は米国時間 2022 年 8 月 10 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

「いつでも、どこでも、どんなデバイスでも。」Airbus の CIO たちは、クラウドと新しい働き方を組み合わせることが、このビジョンの土台となると考えていました。Google Workspace と Google Cloud は、Airbus がこの新しいビジョンを実現するために極めて重要な役割を果たしました。そして、その過程でセキュリティ、データ管理、コラボレーションに変革をもたらしました。

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飛行中の Airbus ファミリー

安全性を重視した設計アプローチの採用

Airbus は、Google Workspace と Google Cloud を採用するにあたり、社員が社外で仕事をしているときでも、組織全体で機能する強固なゼロトラスト セキュリティ モデルを確保する必要がありました。Google Workspace は、デバイスやユーザーの情報だけでなく、各ログインやユーザー アクションのセキュリティ リスクを知らせるコンテキスト インプットに基づいて、データへの安全なアクセスを可能にするシングル ログインを提供します。また、Airbus の管理者は、Google Workspace を使用して、組織内外でどの情報やファイルを共有できるかを定める信頼ルールを定義し、従業員がどこからでも簡単にベスト プラクティスを遵守できるようにしています。

また、暗号化は情報の安全性とプライバシーを保つ上で中心的な役割を担っています。Google Workspace は、デフォルトで最新の暗号標準を使用して、保存時および転送時のすべてのデータを暗号化します。Google Workspace は、クライアントサイド暗号化も提供しており、Airbus はこれを同社の最も機密性の高いプロジェクトに使用し、暗号鍵の唯一の所有者としてデータの権威ある管理権を獲得しています。

また、ハッカーから組織を守るために、Airbus はシャーディングを標準的な対処方法として導入し、複数のサーバーとデータセンターにデータを分割しています。同社は、政府や軍の情報を含む非常に機密性の高い情報を扱っています。そのため、ヨーロッパのデータセンター内でデータをすべて保管できることが引き続き必要となっています。

パワフルなデータ管理

膨大な量と種類のデータを管理する Airbus は、社内ポリシーに完全に準拠するだけでなく、一般データ保護規則(GDPR)のような外部基準も完全に遵守する必要があります。このような背景から、Airbus は強力なガバナンス コントロールが組み込まれたソリューションを必要としています。また、Airbus は Google Drive に追加されるすべてのファイルに正しいタグとラベルが付けられるように、手動での分類とともに Drive のラベル機能を活用しています。そして、このラベルによって各ファイルの損失防止策が定義されます。

パンデミックでもつながりを維持

パンデミック前は、ほぼすべての従業員が Airbus の施設で勤務していました。しかし、リモートワークが必須となった際には、リアルタイムかつ非同期のコラボレーションをサポートするために不可欠なものとして、Google Chat と Google Meet をよく利用するようにしました。また、いつでもどこでも安全なコミュニケーションを実現するうえで、スパム対策やマルウェア対策が組み込まれた Gmail も大きな役割を果たしました。カスタマイズ可能なフィルターを使うことで、疑わしい添付ファイルや信頼できないリンクなど、多様な形式の悪質なコンテンツから保護できます。Gmail は、ユーザーの受信トレイに届くスパムやフィッシング メールを 99.9% 以上ブロックします。また、特定のユースケースに対しては、サンドボックスなどのより高度なセキュリティ対策を行うことが可能です。

データだけでなく、さまざまなものを保護

Google Cloud のサステナビリティへの取り組みは、Airbus にとってデータ セキュリティと同様に重要です。Google Cloud は、自社とそのサービスを利用する人々の環境フットプリントを可能な限り低く抑えるよう努力しています。現在 Google のすべてがカーボン ニュートラルであり、2030 年までにすべてのデータセンターを 24 時間 365 日カーボンフリー エネルギーで稼働させることを目標としています。その道のりはすでに始まっています。データセンターはよりスマートで効率的になり、5 年前と同じ電力量で 6 倍以上のコンピューティングの能力を発揮するようになりました。

未来の働き方をつくる

Google Workspace と Google Cloud を組み合わせることで、Airbus は「いつでも、どこでも、どんなデバイスでも。」というビジョンに応えることができるようになりました。この新しいモデルは、Airbus の進化する未来の働き方の中核的な基盤となります。Airbus は、組織全体でゼロトラスト モデルを採用しただけでなく、データの保護、管理、そしてさまざまな場所で働く従業員によるデータアクセスの方法も変革しました。また、新しい柔軟なアプローチは、コラボレーションのあり方にも変化をもたらしています。Google は、Airbus がこれらの変更を実施する際にサポートできたことを非常に喜ばしく思っています。また、業界で最もクリーンなクラウドを運用していることを引き続き誇りに感じています。


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- Google Workspace セールス EMEA 担当マネージング ディレクター、Christine Koch
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