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プロダクトの発表

Google AI Ultra for Business でビジネスの可能性をさらにその先へ

2025年7月4日
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George Kwon

VP of Product Management - Google Workspace

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※この投稿は米国時間 2025 年 6 月 27 日に、Google Workspace blog に投稿されたものの抄訳です。

私たちは、Google Workspace で皆様がビジネス目標を達成できるよう、AI を効果的に活用するための方法を常に模索しています。プレミアム AI を標準搭載した Business プランや Enterprise プランでは、日々の業務に AI を取り入れ、より高い成果をスピーディに実現できるよう組織や従業員の皆様を支援しています。

とはいえ、さらに一歩先を目指す皆様のニーズにも応える必要があります。そこで今回ご紹介するのが、Google AI Ultra for Business です。Workspace のお客様を対象とするこの新しいアドオンプランでは、Google の最先端 AI モデルと機能、さらには次世代 AI ツールをこれまでにないレベルでご活用いただけます。このプランは、AI をもっと活用したいクリエイティブ担当者、開発者、研究者の皆様に最適な選択肢です。複雑な課題への対応を支援するとともに、IT 部門による管理体制も引き続き確保されています。

動画制作をスピードアップ

Video Thumbnail

企画段階から完成版まで、これまでよりもスピーディに。Google AI Ultra for Business を活用するクリエイティブ チームは、数日から数週間かかっていた高品質な動画コンテンツをわずか数分で生成できるようになり、貴重な時間とコストを大幅に節約しています。利用できる最先端の AI 動画ツールには、次のようなものがあります。

  • Flow: クリエイターの協力を得て開発された AI 映像制作ツール。Veo 3 や各種プレミアム機能を活用して、シネマティックなシーンやストーリーを作成できます。画像を参照しながら、一貫性のある複数のクリップをひとつのストーリーとして構成することも可能です。

  • Whisk: テキストと画像のプロンプトを使用して、新しいアイデアをすばやく試し、可視化できる新しい AI 画像および動画生成ツール。Whisk Animate を使用すれば、Veo 2 を活用して画像を 8 秒の動画に変換できます。

  • Gemini アプリ内の Veo 3: Gemini アプリ上でテキスト、画像、動画を直接入力するだけで、マーケティング キャンペーンや SNS 投稿、研修資料などに利用できるプロフェッショナルな音声付き、高画質(1080p)動画を作成できます。

改良を重ねて未来を見据える

使用上限の拡大により、開発者や研究者の皆様は Google の最先端モデルと機能を最大限に活用できるようになり、これまでにない挑戦的なプロジェクトに取り組めるようになるはずです。

  • Gemini アプリによる高度なコーディング: Gemini 2.5 Pro をはじめとする最先端モデルの使用上限を拡大し、コードブロックの一括生成、単体テストの自動作成、反復的なコーディング作業の自動化を実現しました。まもなく、複雑な数理処理や高度なコーディングに特化した強化推論モード、Deep Think もご利用いただけるようになります。

  • Gemini アプリによる詳細な分析情報の取得: Deep Research の使用上限が引き上げられたことで、チームはあらゆるトピックについてすばやく理解を深め、調査や分析の時間を大幅に短縮できます。プロンプトから多角的なリサーチプランを生成し、数百のサイトを横断的に調査して最新情報を収集。そこから、詳細な分析情報を含む包括的なレポートをわずか数分で作成できます。

  • NotebookLM をさらに活用(近日対応予定): 使用上限の引き上げとモデル性能の強化により、共有ノートブックを通じて調査、分析、チーム内の知識共有をこれまで以上に効率化できるようになります。

  • Project Mariner(現在は米国のみ): 自然言語プロンプトによって人と AI エージェントとのやり取りを効率化する未来を探るための研究用プロトタイプです。調査やデータ入力といった時間のかかる作業を AI エージェントに任せ、エージェントによるバックグラウンドでの処理と同時並行でユーザーは他の業務に集中できます。

管理は引き続き IT 部門が担当

Google AI Ultra for Business は、IT 部門にとって使い慣れた Workspace 管理コンソールから一元的に購入・管理できます。これにより、管理権限を維持しつつ、技術チームに必要なツールを提供することが可能です。Gemini アプリや NotebookLM の活用が進んでも、他の Workspace サービスと同様にエンタープライズ級のデータ保護が適用されます。Flow、Whisk、Project Mariner といった次世代 AI ツールへのアクセスは個別に管理できるため、それぞれの利用条件を IT 部門が評価し、クリエイティブおよび技術チームのニーズに沿った形で運用できます*。

Google AI Ultra for Business を導入する

Google は、Google AI Ultra for Business によって組織全体の生産性と創造性が飛躍的に高まり、専門チームがかつてないスピードで高い成果を生み出せるようになると考えています。

この新しいプランは、Workspace の Business および Enterprise Starter、Standard、Plus プラン向けのアドオンとして提供されており、他の Workspace エディションにも順次対応予定です。Google AI Ultra for Business の導入方法の詳細はウェブサイトをご覧ください。今すぐお申し込みいただくと、3 か月間 50% 割引でご利用いただけます。


* Flow、Whisk、Project Mariner は、Google Workspace 利用規約とは別の Google 利用規約が適用されるその他の Google サービスです。


-Google Workspace、プロダクト管理担当バイス プレジデント George Kwon
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