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プロダクトの発表

Google Workspace のアクセス承認機能により、組織で新しいデータ プライバシー管理が可能に

2022年12月7日
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Google Cloud Japan Team

※この投稿は米国時間 2022 年 11 月 16 日に、Google Workspace blog に投稿されたものの抄訳です。

本日は、アクセス承認機能のリリースと全世界での提供開始についてお知らせし、お客様が組織のデータすべてをさらにきめ細かく管理できるようにするソリューション実現への進捗状況についてお伝えいたします。この機能は、お客様が地域をまたぐデータ移転を制御、制限、モニタリングできるようにする Google Workspace 向け主権管理クライアントサイド暗号化データ リージョンアクセス制御機能といった、今年実現したイノベーションを基に構築されています。Google は、お客様にとってのデータ管理の重要性を認識しており、2022 年はこういった機能の提供を迅速化してきました。2023 年は、さらに高度なアクセス管理機能を提供する予定です。  

忠実度の高い制御を実現する新しいアクセス承認機能

行政機関や公共部門、プライバシーに関するニーズが高いグローバル組織をはじめ、あらゆる組織のお客様が、データに適用される規制要件に対応しています。また、調査の一環として用意されたデータ、設計のブループリント、業績発表前のデータなど、外部の団体には決してアクセスしてほしくないセンシティブ データを扱うこともあります。このようなすべての場面で、自身のデータが誰によってどのようにアクセスされるのかをお客様がより細かく管理できる機能が求められています。アクセス承認は、対象となるデータへのアクセスが行われる前に、きめ細かな承認を得るよう Google サポート スタッフに要求するカスタマイズ可能なルールを提供し、適用できるようにすることで、お客様の課題解決をサポートする機能です。

Google はプライバシーを非常に重要視しており、必要がない限り、お客様のデータにアクセスすることはありません。非常にまれなケースとして、トラブルシューティングやお客様が遭遇している問題の修正のために Google サポート スタッフがやむを得ずお客様のデータにアクセスすることがあります。このような場合に、アクセス承認機能により、お客様は組織部門や管理グループレベルで管理機能をきめ細かく設定し、限定的な期間だけ対象となるコンテンツへのアクセスを承認できるようになります。

Verizon は、コラボレーションに Google Workspace を利用しています。最近、センシティブ データ全体の可視性と制御を高めるため、アクセスの透明性とアクセス承認機能を導入しました。

「Verizon では、アクセスのリクエストを含め、あらゆる管理作業でセキュリティを優先しています。Verizon はアクセス承認機能などのソリューションを導入し、遡及的に、また先を見越して、機密性とニーズに基づく追加のセキュリティ レイヤとともに、こうしたセキュリティ強化機能を活用しています。」- Verizon コラボレーションおよびモビリティ担当ディレクター Russell Leader 氏

アクセス承認機能は、Google Workspace の Assured Controls の一部として提供されます。世界中のお客様が内部ポリシーを適用できるようになり、EU のお客様は主権管理を基にデータ移転を制御するメカニズムとしてこの機能を利用できるようになります。アクセス承認機能は、本日より一般提供を開始し、長期的に展開されます。アクセス承認機能について、また今すぐ利用開始する方法について詳しくは、ドキュメントをご覧ください。


- Google Workspace プロダクト マネージャー Steven Hin
- Google Workspace グループ プロダクト マネージャー Ganesh Chilakapati
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