Google Workspace の料金の更新とより柔軟なお支払いオプション
Google Cloud Japan Team
※この投稿は米国時間 2023 年 2 月 16 日に、Google Workspace blog に投稿されたものの抄訳です。
2020 年 10 月に Google Workspace をリリースして以来、Google は場所を選ばない安全なコラボレーションを推進すべく、何百もの新機能を提供してきました。その数は 2022 年だけでも 300 以上に上ります。また、最大規模のお客様が必要とする世界クラスのセキュリティと信頼性の改善から、小規模なチームが求めるシンプルさと有用性を高めるツールまで、広範囲にわたって更新を続けてきました。クラウドで実行される Google のアプリでは、このような機能強化をすべてのお客様にすぐにご利用いただくことができ、Google が提供する価値はさらに高まります。
主な更新は以下のとおりです。
予約スケジュールや Gmail でのメール マーケティング、また、まもなくリリースされる Google ドライブの電子署名対応など、顧客対応に役立つツール。
ハイブリッド ワーカーがどこからでもつながり、つくり、協力できるようにするMeet と Chat の機能。
組み込みの、AI を活用したデータ保護と脅威対策機能(ドライブの自動分類と信頼ルール、カレンダーとドライブのフィッシングおよびマルウェア対策など)。
このたび、Google サービスの価値を反映したいくつかの料金の更新とともに、お客様により多くの選択肢を提供し、最低料金でご利用いただくための契約オプションの拡大を発表いたします。
まず、1 つ目の更新として、年間プランオプションを導入いたします。これは Google のウェブサイトから購入可能なすべてのエディションでご利用いただけるプランです。年間プランは、長期契約を行う準備ができている組織には最適なオプションで、お客様はユーザーあたりの最低料金でご利用いただけます。
2 つ目として、フレキシブル プランのサブスクリプションの料金が引き上げられます。フレキシブル プランは、契約なしで使用した分だけお支払いいただくオプションです。お客様はユーザー アカウントをいつでも追加または削除できるため、ユーザー数が変動しやすい企業ではさらに柔軟性が高まります。2023 年 3 月 14 日以降、新規のお客様は、Google のウェブサイトから新しい年間プランの購入オプションにご登録いただけます。またフレキシブル プランをご利用の既存のお客様は、管理コンソールで年間プランに切り替えることができます。Google Workspace Business エディションの更新後の正規料金は以下のとおりです。
Workspace | ||
Business | 816 円 | 680 円 |
Business | 1,632 円 | 1,360 円 |
Business | 2,448 円 | 2,040 円 |
* すべて、ユーザーあたりの月額料金です。
3 つ目として、Google Workspace Enterprise Standard の料金が引き上げられます。これは、大企業向けに設計された業界最高水準のセキュリティ管理や管理機能など、このエディションに追加された価値を反映した結果です。その他の Enterprise エディションにつきましては、教育向けのアップグレードも含めて、正規料金の変更はございません。ご質問があるお客様は、アカウント マネージャーまでお問い合わせください。
既存のパートナー様およびお客様に十分なリードタイムを提供するために、ユーザー ライセンスの数、現在の契約条件、お支払いプランなどの要因に応じて、今年の 4 月から 2024 年にかけて段階的に新料金を展開していきます。たとえば、ユーザー ライセンス数が 10 以下の既存の Google Workspace サブスクリプションの料金は、2024 年 1 月まで変更されません。料金の変更が適用される 30 日前までに、Google Workspace 管理コンソールを介してお客様に通知し、これらの変更への対応に役立つより具体的な情報をご提供いたします。
Google Workspace は、あらゆる規模のチームや組織に素晴らしい価値を、競争力のある料金で提供しており、お客様に柔軟性と選択肢をご提供できるよう取り組んでいます。今後数か月以内に、人々が安全につくり、つながれるよう AI の力をさらに広げる、Google の新たなイノベーションへの投資をご覧いただけることでしょう。
- Google Workspace 戦略担当バイス プレジデント Steve Holt