動的な職場の変革によりメディアとエンターテイメントのイノベーションをリードする Discovery
Google Cloud Japan Team
※この投稿は米国時間 2021 年 12 月 17 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。
この 20 年間で、Discovery は米国を拠点としてケーブル事業を手掛ける一企業から、メディアおよびエンターテイメント業界を牽引するグローバル企業へと進化を遂げました。この業界の他の多くの企業と同様に、当社は人々の行動や好みのユニークな変化に適応しなければなりませんでした。そのほとんどすべてがストリーミングの増加に起因するものです。
Discovery は常にお客様を念頭に置いており、あらゆる年齢や背景の人々を優れたコンテンツで楽しませ、感動させたいという願いに基づいて企業文化が構築されています。会社が成長するにつれ、スタッフに配慮することの重要性についても学びました。従業員に最良のエクスペリエンスを提供することで、イノベーションを進め、お客様が期待する世界クラスのコンテンツを継続して提供できるようになります。
2019 年、従業員の間のイノベーションとコラボレーションを促進する一つの方法として、Google Workspace を導入することを決定しました。直感的で使いやすく、常に進化し続けるツールである Google Workspace により、チームはいつでもどこでもシームレスに創作し、つながり、共同作業することが可能になります。
この大規模かつ野心的な目標、および全世界の 16,500 人の従業員を新しいコラボレーション ソリューションに移行させるという課題を考慮し、当社は業務遂行のために Google Cloud プレミア パートナーの SADA と連携しました。
大規模な移行の中でのチェンジ マネジメント
Google Workspace に移行するにあたり、まず着手したのは従来のクラウド プロバイダから Google ドライブへのドキュメント ストレージ システムの移行でした。その際には、8,600 万件ものアイテム、約 2 ペタバイトのデータが最小限の中断で移行されました。それから数か月にわたって、120 万件のカレンダーの招待状と、数千の共同トレイおよび委任されたアカウントを含む 20,800 件のメール アカウントを移行し、Google Workspace への移行を完了しました。
SADA は、テクニカル サポートと Google Workspace に関する専門知識を提供するだけでなく、チェンジ マネジメント戦略においても当社のプロジェクト チームと協業しました。COVID-19(新型コロナウイルス感染症)のパンデミックによる困難な状況にもかかわらず、当社のトレーニング チームと SADA は移行中の従業員をサポートし、Google Workspace を最大限に活用するための素晴らしい教育機会を提供しました。これには、7 言語で行われた 240 以上のグローバル ウェビナーでのコラボレーションも含まれています。
変革を起こすツールの力を活用する
Discovery には、財務担当やマーケティング チームから、プロデューサーやコンテンツ デベロッパーまで、さまざまなタイプのエンドユーザーがいます。Google Workspace がいかに優れているかは、社内全体での評判から明らかです。
多くのチームが、チームに焦点を当てたプロジェクトでコミュニケーションと共同作業をシームレスかつ一元的に行えるように、Gmail の共同アカウントと共有ドライブを活用しています。特に社内コミュニケーション チームは、全社規模のメール、お知らせ、その他のプロジェクトに対処する際に、Google ドキュメント内でリアルタイムに共同編集ができることに非常に満足しています。
これらのコラボレーション ツールにより、当社は世界的なロックダウンの中でもアジリティを維持できました。今後もツールを活用して、より柔軟な労働環境に適応していきたいと思います。
パートナーシップの価値
以前の共同作業ツールには慣れていましたが、Google Workspace に切り替えた最大のメリットの一つは Google Cloud および SADA とのパートナーシップです。製品のロードマップや今後の機能など、定期的に最新情報を提供してくれます。
これはまだ始まりにすぎません。これら素晴らしいパートナー 2 社とそのソリューションの助けを借りることで当社は成長しながら、新しいコンテンツを提供し、メディアおよびエンターテイメント業界をリードしていきます。
Discovery による Google Workspace への移行について詳しくは、ケーススタディの全文をご覧ください。