Adobe Creative Cloud を活用した Google Workspace のコラボレーション機能の強化
Google Cloud Japan Team
※この投稿は米国時間 2021 年 6 月 24 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。
毎日、個人ユーザーやクリエイティブ チームは Google Workspace と Adobe Creative Cloud を組み合わせて、写真、デザイン、動画、3D デザインなど、多岐にわたる分野で優れたアイデアを実現し、お客様や友人を喜ばせています。実際、Adobe の Google Workspace 用アドオンのインストール数は 100 万を超えていて、その数は増え続けています。Google と Adobe の提携により、どこでも、どのような共同作業でも、創造的なコラボレーションを促進できます。また、すべての使用アプリで共有されるライブラリやスタイルなどによって生産性が 10 倍に増える可能性があります。
昨年、Flutter に Adobe XD を統合することで、Adobe アプリと Google Workspace の統合を開始しました。これにより、デベロッパーは設計から開発までのワークフローを簡略化できるようになり、クリエイティブ チームは XD で設計したアプリを、ボタンをクリックするだけで Flutter コードに変換できるようになりました。
次に、Adobe Creative Cloud と Gmail を統合し、クリエイティブ アセットへのリンクを外部のチームや関係者とメールで共有しやすくしました。この統合により、Gmail の中で、Creative Cloud アセットを検索することや、同期されたファイル、ライブラリ、モバイル デバイスで作成された作品に公開リンクを付加することができます。また、数回クリックするだけで、Gmail で受信した添付ファイルを Creative Cloud に直接保存することも可能です。
今年は魅力的な機能を新たに加えて、Adobe とのコラボレーションを進めてまいります。Adobe Creative Cloud を Google ドキュメントや Google スライドと統合するほか、Adobe Creative Cloud for Chrome をリリースする予定です。
Adobe Creative Cloud と Google ドキュメントや Google スライドの統合により、クリエイティブやビジネスの関係者は、信頼できる単一の情報源や、ブランド アセットを管理する充実した新しい方法が手に入ります。Adobe Creative Cloud（Photoshop、Illustrator、InDesign、XD などのアプリを利用）と Google Workspace（Gmail、ドキュメント、スライドなどのアプリを利用）の両方で Creative Cloud ライブラリに簡単にアクセスできるため、マーケティング チームや製品設計チームはシームレスに作業の共有やフィードバックの取得を行い、各段階でつながりを維持できます。この統合の詳細をご覧ください。
Adobe Creative Cloud for Chrome は、デザイナーが特に美しいウェブのデザインやアートからインスピレーションを引き出せる新しい拡張機能です。新しい Chrome 拡張機能を使用すれば、画像から色の組み合わせ、パターン、ベクトル シェイプ、グラデーションなどを抽出する際、これらをソースからキャプチャして、独自のデザイン作業に適用できます。Adobe Capture 機能は、Photoshop と Creative Cloud ライブラリが使えるパソコンとモバイルだけでなく、ウェブでも利用できるようになったため、インスピレーションを感じたらいつでもどこでも、その瞬間をキャプチャできます。この機能は 5 月からご利用いただけるようになりました。詳細
Adobe Creative Cloud と Google Workspace や Google Chrome との新しい統合により、クリエイティブ チームはアイデア創出、作成、刷新という大切な作業に集中できます。クリエイティブ チームは 1 人でも 100 人でも、作品に命を吹き込むデジタル アセットやエディタツールにすばやくシームレスにアクセスできます。また、Google Chrome を使用して、いつでもどこでもウェブから得たインスピレーションをキャプチャできます。Google は今後も、Adobe を信頼できるパートナーとして、Google Workspace での創造的なコラボレーションを強化してまいります。Google Workspace と Creative Cloud をぜひご活用ください。
-Google Workspace グループ プロダクト マネージャー Matthew Izatt
