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生産性とコラボレーション

成長企業が G Suite 導入を検討すべき 3 つの理由

2019年6月11日
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Google Cloud Japan Team

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※この投稿は米国時間 2019 年 5 月 9 日に Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。

ビジネスの規模が拡大すると、以前は比較的単純だった作業(たとえば新入社員の研修、データ セキュリティの維持、ファイルの整理)が複雑になります。私たちはお客様から、こうした成長の痛みを和らげるのに G Suite が役に立ったとよく言われます。シームレスな拡張、セキュリティの維持、業務の効率化が G Suite への移行によって可能になり、規模拡大に伴う問題が緩和されたとの声が多く寄せられています。

1. G Suite でシームレスに成長

地理的に離れた同僚とのコラボレーション、企業文化の維持、従業員の研修 ―― これらは、規模拡大に伴い従来のやり方ではうまくいかなくなる中核的なビジネス活動のほんの一例です。しかし、G Suite のようなクラウド ベースのツールを導入すれば、チームをより迅速かつ効率的に全世界へと拡大でき、そうした厄介な問題の一部を軽減できます。
従業員の研修を例に取りましょう。G Suite を使用すれば、管理コンソールを数回クリックするだけで、新しいチーム メンバーが仕事を始められるように環境を整えることができます。

Twinkl Educational Publishing がこうしたメリットを実感したのは、1 つの国で業務を行っていた総勢 100 人のチームを、わずか 3 年で 500 人を超える規模に拡大し、14 か国に展開していたときでした。Twinkl の CTO である Pete Casson 氏は、「G Suite のおかげで、私たちは壁にぶつかることなく成長できます」と述べています。

グローバルに分散した Twinkl のチームは現在、G Suite を利用してコラボレーションを行っています。Hangouts Meet を使って日々のスタンドアップ ミーティングを行い、Google ドライブでドキュメントを常に安全に扱えるようにするとともに、Hangouts Chat によってチーム内ですばやくコミュニケーションを取り、業務を進めています。G Suite は、Twinkl のグローバル成長戦略と、特定地域に依存しない企業を目指すという目標を実現するうえで要となっています。

2. G Suite でセキュリティを維持

サイバー攻撃は成長企業に打撃を与える場合があり、1 回の侵害が命取りになることも珍しくありません。実際、AppRiver によると、調査対象とした中小企業の半数近くが、大規模なデータ侵害が発生したら倒産に追い込まれるだろうと回答しています。

このリスクは深刻ですが、多くの場合、避けることができます。サイバー攻撃の大部分はフィッシング メールから始まりますが、Gmail では、迷惑メール、ビジネス メール詐欺(BEC)の脅威、フィッシング メール の 99.9 % 以上をブロックします。また管理者は、社会保障番号や特定の医療情報のような機密データが悪意ある方法で(もしくは不注意で)外部と共有されることを防ぐようにルールを設定できます。

フランスに本拠を置く小規模なクラウド サービス プロバイダーである Zenconnect は、G Suite を選択した理由として、セキュリティ専任チームを設置していない同社でもセキュリティを簡単に構成、管理、確保できることを挙げています。Google Cloud Platform(GCP)のお客様でもある Zenconnect は、G Suite と GCP の緊密な統合を利用して、アクセス権と ID をすべて同じコンソールで管理し、セットアップを大幅に簡素化しています。

G Suite はまた、極めて厳しいセキュリティおよびプライバシー基準に準拠しています。そこには、Zenconnect など多くの企業が考慮すべき GDPR(EU 一般データ保護規則)も含まれています。

3. G Suite で業務効率を最大化

ビジネスの規模を拡大しようとしている企業では、リソースをやりくりしながらフル稼働で業務をこなしていることでしょう。そうした状況は、その企業にとって効率化への投資は贅沢なことではなく、必須だということを意味します。

G Suite には Google の人工知能(AI)が組み込まれており、企業がこれまで以上に迅速に業務を行えるよう支援することができます。たとえば、Google ドライブの支援技術は、ユーザーが手間をかけて情報を探さずに済むように、関連するコンテンツの候補をすばやく表示します。また Gmail では、AI が迅速なメール作成を支援したり、行うべき作業をリマインドしたりします。

G Suite はクラウド ベースのツールであることから、システムのアップデートを待つ必要がなく、ダウンタイムも最小限に抑えられます。また、従業員が自分のコンピュータにコーヒーをこぼしたとしても、別のデバイスのウェブ ブラウザを使ってすぐに仕事を再開できます。さらに G Suite は、Salesforce、SAP、DocuSign のようなアプリケーションと密接に統合されており、ワークフローの迅速化が可能になります。

Google から委託を受けた Forrester が最近発表した調査レポートでは、G Suite を導入した企業が、コスト削減により 3 年間で ROI(投資利益率)を 3 倍に高めたと試算しています。これは、従業員の効率向上、技術サポートの減少、オンプレミス ハードウェアの廃棄、ソフトウェア ライセンスの集約などを通じて実現されたとレポートでは説明しています。

こうした効率化の事例を、私たちはお客様から毎日のようにお知らせいただいています。たとえば、グローバルに小売りビジネスを展開する GANT は、新しいフラッグシップ店舗の開店を、通常より 75 % も 短い期間で(通常は 12 か月かかるところを わずか 3 か月で)可能にしました。

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ビジネスの成功に向けて準備を整えようとしているお客様は、真にクラウドネイティブなツールへの投資を検討すべき時です。こうしたツールは成長の機会をもたらし、社内データのセキュリティを高め、そして何よりも重要な、お客様の時間と費用の節約を実現します。G Suite についてもっと知りたい方はこちらをご覧ください。

- By Lindsey Scrase, Director, SMB Sales, Google Cloud

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