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生産性とコラボレーション

AppSheet がローコード プラットフォーム市場のリーダーとして成長を続ける理由

2023年2月10日
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Google Cloud Japan Team

※この投稿は米国時間 2023 年 2 月 1 日に、Google Workspace blog に投稿されたものの抄訳です。

AppSheet は Google Workspace に統合されたプラットフォームです。プロラミングの知識がない方でもアプリケーションをすばやく開発し、ワークフローのデジタル トランスフォーメーションと効率化を実現できます。

働き方が変化を続けるなか、ノーコードおよびローコード ツールは、あらゆる業界でハイブリッドな勤務形態の実現と従業員の支援につながるとしてニーズが高まっています。また、さまざまな組織がソフトウェア開発の民主化を進めており、2024 年までに全アプリケーションの 65% 以上がローコードツールを使って開発されるようになると予想されています。シームレスな情報フロー、即時コミュニケーション、リアルタイム データを活用した優れた分析情報を実現する生産性向上ツールへのニーズは、現場の従業員やさまざまなナレッジ ワーカーの間で、かつてないほど高まっています。

ノーコードおよびローコード プラットフォーム市場をリードする Google Cloud では、新たなソリューションの開発や、困難な課題の解決に成功されたお客様のお話をよくお伺いします。Google Cloud は AppSheet を通じて、大規模な組織での従業員間の連携、ワークフローのデジタル化、健全なガバナンスの確立をサポートするイノベーションに取り組んでいます。

AppSheet を活用した Google Cloud のお客様による組織変革

大規模なデジタル トランスフォーメーションの推進

AppSheet は、Globe Telecom のシチズン デベロッパー戦略を成功に導く鍵となってきました。この事例は、AppSheet を使用して、デジタル コラボレーション文化とイノベーション文化を育んだ好例です。Globe Telecom のプログラムにより、従業員が開発したアプリが 200 以上デプロイされ、プログラムを導入して 1 年目に作業時間を 79.8%、費用を 670 万ドル削減できました。この影響で、Globe Telecom の純利益は前年比 38% 増となる見込みです。


シチズン デベロッパーの支援

Lixil は、将来にわたって持続可能な成長を続けるために、全従業員がデジタルツールを使えるよう支援することを特に重要視しています。導入から 1 年も経たずに、さまざまな部署の従業員がビジネス上の問題解決と生産性向上に取り組むために、約 850 のアプリケーションを開発しました。AppSheet がデジタル化の実現と前向きに問題解決に取り組む職場文化の醸成をサポートした例です。


ガバナンスの管理

デジタル トランスフォーメーション ツールとその導入において、大きな課題となるのがガバナンスの問題です。AppSheet では、管理者がアプリの開発と使用を管理できるようになっており、容易に導入できます。このため、Airbus では記録資料の削減とプロセスの自動化をシームレスに行うことができました。Airbus による AppSheet の使用事例の紹介動画をぜひご覧ください。

AppSheet の今後

2022 年には、連携機能、プラットフォームの使いやすさ、ガバナンスに優先的に取り組み、成果を上げることができました。2023 年には、以下の機能に重点的に取り組みます。


1. アプリ開発の容易化で記録のペーパーレス化を推進

デジタル トランスフォーメーション戦略の成功の鍵は、技術的なノウハウの有無にかかわらず、すべての従業員を同じように支援することです。昨年は、Google の AppSheet データベースをプレビュー公開して、AppSheet アプリの開発プロセスと、開発したアプリの AppSheet プラットフォームへの統合を簡素化しました。また、同様にプレビュー公開した AppSheet エディタのナビゲーションの改善により、開発が容易になります。上述の 2 つの機能は本年中に公開されます。


2. コラボレーション、従業員同士のつながり、ユーザー エクスペリエンスの向上

多くの場合、業務は Google Chat でのやりとりを通じて進むため、コミュニケーション プロセスのデジタル化のためにチャットアプリを導入するのは自然な流れでした。プログラミングをまったく記述することなくチャットアプリ(chatbot)を開発して、組織にデプロイできるようになります。この機能は、2023 年前半に公開予定です。また、デスクトップ アプリケーションの開発と、パソコンユーザー向けのユーザー エクスペリエンスの構築も簡単に行えるようになります。この機能は、2023 年第一四半期の終わりまでに一般提供予定です。


3. ガバナンスとコンプライアンス

AppSheet により、ガバナンスを大幅に簡素化できます。2022 年に、Google Cloud は AppSheet の挙動および境界を管理するために、ガバナンス ポリシーを拡張しました。さらにこのたび、AppSheet を使用する組織およびその管理者が、アカウント内のチーム管理に階層型コントロールを活用することで、さまざまな部署内の組織を一元的に管理できるようになりました。


4. パートナーシップ

2022 年、Google Cloud はシチズン デベロッパー文化への投資を発表しました。新たな年を迎えたこの機会に、Google Cloud がプロジェクト マネジメント協会(PMI)Citizen Developer™ のパートナー プログラムで silver tier level を達成したことをお知らせします。Google Cloud は、これで世界中でハイパー アジャイルな働き方を標準とする企業の仲間入りを果たしたことになります。

Citizen Developer 担当グローバル ヘッドを務める Sam Sibley 氏からは次のようなコメントが寄せられました。「おめでとうございます。Google AppSheet は PMI のシチズン デベロッパー プログラムで silver tier を達成されました。PMI は、世界中の個人と組織が、優れた力を発揮するためのツールを得られるよう支援する組織です。PMI のシチズン デベロッパー標準を達成した Google のような企業の協力により、今後も引き続き、ローコードおよびノーコード テクノロジーを採用した組織や個人は大きなメリットを得られます。」

Google Cloud と Google Cloud のお客様にとって、今年は間違いなく素晴らしい一年になるでしょう。AppSheet の詳細または無料トライアルをご希望のお客様はこちらをクリックしてください。


- Google Cloud、プロダクト担当ディレクター Vikas Anand
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