生産性向上と健康増進のための Google Workspace ガイド
Google Cloud Japan Team
Google プロダクティビティ アドバイザー Laura Mae Martin が、健康増進をより効果的に管理しながら生産性を向上させるヒントとベスト プラクティスを紹介します。
※この投稿は米国時間 2021 年 9 月 15 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。
新しい働き方の時代には成果よりもインパクトの強化を
私は Google のプロダクティビティ アドバイザーとして、長年にわたり経営幹部に対して勤務日を最大限に活用する方法をコーチングしています。その間、生産性とは何か、なぜそれが重要なのか、どうすれば達成できるのかについて、さまざまな考えを持った人々と出会いました。生産性向上とは、その日の成果を余すところなく引き出すことであると多くの人が考えています。それは、生産性という考え方が経済学から来ており、工場のベルトコンベアや効率性を連想することがきわめて多いためだと思われます。
ですが、私の考えは違います。生産性向上とは、一日にできるだけ多くのことをするというよりも、自分で設定した目標を達成し、インパクトを生むことであると思います。
生産性を高めるには、自分を一人の人間として理解することが大切です。仕事や仕事以外の時間が楽しく感じるのはどのようなときですか?朝型ですか?夜型ですか?創造性、集中力、効率が高まるのは一日のうちいつ頃ですか?最も積極的に会議に参加できるのはどのようなときですか?メールにどんどん返信できるのはどのようなときですか?一息つきたい、邪魔されずに考え事をしたい、同僚との付き合いを深めたいのはどのようなときですか?
生産性に関してこのような側面を理解していなければ、カレンダーや受信トレイをうまく管理できても、インパクトを生むことはできません。
世界的パンデミックの中、私たちは自分自身と家族の健康を維持すること、健全な境界線を設定すること、そして一日の仕事に意義を持たせることの重要性に気づきました。在宅勤務が可能になったとしても、子どもの勉強を見る、家族の介護をするなど、新たな義務をこなさなければならない人も少なくありませんでした。また、しっかりとした計画を立てていなければ、長時間労働になって燃え尽き症候群に陥ることが多いのです。
現在、パンデミックが予期しない新たな段階に突入しても、Google を含め、多くの組織はハイブリッドなワークモデルに向けて準備を進めています。このような計画を練る際、個人の生産性を見直し、働く場所を問わず健康、幸福、インパクトを最大にする計画を立てることが重要です。
こうした課題を念頭に置き、この新しいガイドを作成しました。私が長年かけて蓄積した生産性向上と健康増進に特に有効なヒントがすべてまとまっています。その方法の一部をご紹介します。
時間とカレンダーの使い方を再考する
受信トレイを一新する
会議をより有意義なものにする
生産性向上と健康増進を一体化する
新しい働き方や働き場所を取り入れることで、これらすべての分野はかつてないほど重要になっていると感じています。
生産性向上と健康増進のための Google Workspace ガイドをダウンロードしてください。
-Google エグゼクティブ プロダクティビティ アドバイザー Laura Mae Martin