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生産性とコラボレーション

映画製作から緊急対応まで、Google Chat でチームが常につながる

2023年4月7日
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Google Cloud Japan Team

※この投稿は米国時間 2023 年 3 月 31 日に、Google Workspace blog に投稿されたものの抄訳です。

今日、仕事におけるコミュニケーションは、かつてないほど流動的でダイナミックになっています。会議室でもリビング ルームでも、タイムゾーンやデバイスを問わず仕事が行われています。成功を求めるユーザーは、自分たちと同じようにアジャイルなツールを必要としています。Google Chat は、仕事をするデバイスや場所を問わず、迅速かつ効率的なコミュニケーションを行うことを可能にします。Google Workspace のお客様が、どのように Google Chat でつながり、問題を解決し、より多くの成果を上げているかをご紹介します。

緊急対応とコラボレーション

冒険家のパラダイスとして知られるコロラド州イーグル郡は、雪深い山々や緑豊かな川の渓谷を求めて毎年 100 万人以上の人々が訪れています。イーグル郡はまた、ロッキー山脈の中心に位置する気候と地形から、雪崩や山火事などの自然災害の影響を受けやすい場所でもあります。

緊急サービスの従事者なら誰でも言うように、災害発生時に人々の生命と財産を守るには、正確な情報に基づいた迅速な対応が不可欠です。このことは、多くの人が関わっている場合には特に重要です。「急速に進行するインシデントに対しては、およそ 50 チーム、500 人が対応する可能性があります」と、イーグル郡のイノベーションおよび戦略担当マネージャーである Brandon Williams 氏は話します。

イーグル郡では、救助活動や緊急対応の最中にすぐにコミュニケーションを取れるように、Google Chat を使用しています。緊急管理担当ディレクターの Birch Barron 氏は、急速に広がる山火事の到達範囲を示すことがいかに重要であったかを振り返ります。「緊急時に、炎に立ち向かう隊員の一人が Google Chat のビデオ通話機能を使って差し迫る炎の様子を伝え、山火事の規模と方角をチームが把握できるようにしました」と彼は言います。急速に広がる山火事に取り組むときも、締め切りが迫ったプロジェクトでコラボレーションするときも、Google Chat を使えばユーザーは問題を迅速に解決できるうえ、すべてを 1 か所で行えます。

イーグル郡の事例について詳しくは、こちらの動画をご覧ください。

チーム間の摩擦を減らし、コラボレーションを促進

企業がハイブリッドな勤務形態へと移行する中で、多くの人が抱える問題を効果的に解決する方法を見つけ出すことが課題の一つとなっています。Google Chat を使えば、場所やタイムゾーンを超えたコラボレーションでも、迅速かつ効率的に共同作業を行うことができます。

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Sony Pictures Imageworks では、大規模な映画製作において、さまざまな場所に分散する数百人の従業員が、スタジオの厳しい締め切りを守るために、社内外でシームレスにコミュニケーションを取る必要があります。彼らはこの要求に対応するために、Google Chat を利用しています。

最高技術責任者の Mike Ford 氏は次のように述べています。「以前の生産性向上ツールやコラボレーション ツールは摩擦を生むものでした。従業員は、プロジェクトを進めるよりも、コミュニケーション アプリを切り替えたり、ドキュメントの最新バージョンを確認したりすることに多くの時間を費やしていました。私たちは、思考から実装に至るまで摩擦を減らすことに日々努めており、Google Workspace はこの哲学にぴったりでした。」

Google Chat で垣根を取り払う

Google Workspace では、メール、チャット、ビデオ通話など、目的に応じてツールを使い分けることができます。多くのお客様が、Google Chat でのコミュニケーションが増えていることを実感しており、そのカジュアルな機能がユーザーの垣根を取り払い、組織間のコミュニケーションをより円滑にしています。

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26 か国に 45,000 人以上の従業員を擁する電機メーカーの Sanmina は、Google Workspace でのコラボレーション改善による明らかなメリットを実感しています。同社は、さまざまな拠点やチームからアイデアを引き出すことでイノベーションを起こし、製造プロセス全体の品質管理を強化することができました。Google Chat は、そのようなイノベーションを活用するための中核となるツールです。Sanmina の CIO である Manesh Patel 氏は次のように述べています。「チーム環境でも 1 対 1 でも、ますます多くのコミュニケーションが Google Chat で行われるようになっています。非同期ツールの Google Chat が、同期的コラボレーション向けの Google Meet と連携して機能しています。」

Sanmina の事例は、Google Workspace の柔軟性によって、チームがコミュニケーションに適したメディアを選択できることを表しています。トピックによっては、電子メールやビデオ通話を利用することもありますが、即時かつリアルタイムのコミュニケーションは Google Chat で行うことが多くなっています。

イーグル郡、Sony Pictures Imageworks、Sanmina の事例は、先進的な企業が Google Chat を利用して複雑な問題を解決し、より迅速に成果を上げているごく一部の例にすぎません。多くの企業が新しい時代の働き方に適応していく中で、Google Chat は引き続き高度かつ柔軟な機能を提供し、Google Workspace のお客様の進化するニーズに応えます。


- Google Chat 担当グループ プロダクト マネージャー Vamsee Jasti
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